大野瑞生＆横田龍儀が殺し屋に扮する不条理劇、TAAC「ダムウェイター」スタート

TAAC「ダムウェイター」が昨日11月3日に東京・すみだパークシアター倉で開幕した。

本作ではタカイアキフミによる演出のもと、大野瑞生と横田龍儀がハロルド・ピンターの二人芝居に挑む。劇中では、料理昇降機を介して送られる指示に翻弄され、次第に追い込まれていく殺し屋2人のやり取りが描かれる。

殺し屋のベンとガスの2役を、大野と横田が回替わりで演じる今回。大野は開幕に際し「やっと上演できるというのが楽しみで仕方ありません。僕と横田龍儀の関係性だからできる『ダムウェイター』になっていると思います」と自信をのぞかせ、一方の横田は「この2人で舞台に上がれる事を幸せに感じ一公演一公演を新鮮に演じられればなと感じます」と意気込んだ。

公演は10日まで。なお、本日4日公演のアフタートークに伊礼彼方、明日5日公演のアフタートークにLAMP IN TERRENの松本大がゲスト出演する。

大野瑞生 コメント

「ダムウェイター」いよいよ開幕です！ 一年半かけて作品の理解を深めていたので、やっと上演できるというのが楽しみで仕方ありません。僕と横田龍儀の関係性だからできる「ダムウェイター」になっていると思います。地下室にいる、一見対極に見える男2人のくだらない会話、翻弄される姿、そして意外な結末。

お楽しみください！

横田龍儀 コメント

ついに本番が始まると言うことで、緊張しています。2人だけでのお芝居、役を入れ替えてのお芝居。稽古は沢山してきました。でももっともっと稽古をしたいという感情でもあり、早くお客さんの反応も見てみたいという感情です。でも、この2人で舞台に上がれる事を幸せに感じ一公演一公演を新鮮に演じられればなと感じます。