本公演では、
上演に向けて的早は「外部からは直接見ることの出来ない空間にいる者、しかも複雑かつ固有の人間存在にそこまで潜り込んでいっているハロルド・ピンター氏の、言葉と人間に対する熱量は計り知れませんそのピンター氏の力を借り、また、相互作用が起きるように掘り下げつつ、現代にも繋がっていくようなお芝居になるよう、座組全員で協力して歩いて行きます。その先にある希望を信じて、ぜひ劇場へお越しください」とコメントしている。チケットは11月4日に一般前売りをスタート。
的早孝起コメント
ハロルド・ピンター氏の戯曲には、ある閉じられた空間・状況に置かれている人間たちが登場します。
そして彼らの会話のその奥底にはそれぞれの危機的状況や惨劇のイメージが存在し、彼らはそれらとも常に向き合いながら、目の前の人間ともどうにか関係をとろうと試みているようです。
それは途方もない孤独の淵にいる人間たちです。
外部からは直接見ることの出来ない空間にいる者、しかも複雑かつ固有の人間存在にそこまで潜り込んでいっているハロルド・ピンター氏の、言葉と人間に対する熱量は計り知れません。
そのピンター氏の力を借り、また、相互作用が起きるように掘り下げつつ、現代にも繋がっていくようなお芝居になるよう、座組全員で協力して歩いて行きます。
その先にある希望を信じて、ぜひ劇場へお越しください。
文学座12月アトリエの会「Hello~ハロルド・ピンター作品6選~」
2021年12月3日(金)~15日(水)
東京都 文学座アトリエ
作:
訳:喜志哲雄
演出:的早孝起
出演:
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ステージナタリー @stage_natalie
文学座アトリエの会でピンター6作品上演、演出は劇団公演初演出の的早孝起(コメントあり)
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