月蝕歌劇団の活動休止公演「白夜月蝕の少女航海紀」、高取英の処女戯曲を白永歩美が演出

月蝕歌劇団「白夜月蝕の少女航海紀─劇場版─」の聖同盟公演が11月17・18日に、幻同盟公演が20・21日に東京・ザムザ阿佐谷で上演される。

これは1985年に結成された月蝕歌劇団の第114回本公演。2018年に前代表の高取英が死去してから約3年、今回は“二代目代表白永歩美演出プレ公演”、そして同劇団の活動休止前の記念公演となる。

「白夜月蝕の少女航海紀」は高取が大学時代に結成した白夜劇場で執筆した処女戯曲で、“もう1つのこの国の近未来”を描いた作品。今回は聖同盟と幻同盟の2チーム制で上演される。演出を白永、音楽をJ・A・シーザーが担当。出演者には、白永のほか、里見瑤子、新井舞衣、夢乃菜摘らが名を連ねた。また各回劇団にゆかりあるゲストを招いたアフタートークも実施される。

なお聖同盟公演が11月30日19:00から12月14日19:00まで、幻同盟公演が12月2日19:00から16日19:00まで観劇三昧にて配信される。特典映像付きで視聴料は税込2800円。