「ドクターX~外科医・大門未知子~」は、米倉演じるフリーランスの外科医・大門未知子を主人公としたドラマシリーズ。第7弾となる今回は、100年に1度のパンデミックにより、新たな局面を迎えた東帝大学病院を舞台にした物語が展開する。萬斎は本作で、未知子の“最強の敵”となる新キャラクター・蜂須賀隆太郎役にキャスティングされた。内科部長の蜂須賀は、超完璧主義者の元外科医で、内科主導の組織変革を目論む人物。未知子のオペの腕を、内科の実験的先進医療の道具として利用しようとするが……。
萬斎と米倉が共演するのは、今回が初めて。米倉は「野村萬斎さんはとっても穏やかで、素敵な方です。狂言の世界で極められている国宝級の体の動きなど、私が持っていないものを、何かひとつでも萬斎さんから学べたらいいな、と思います。これからの撮影も楽しみです」とコメント。萬斎は「医師役は初めてですが、撮影初日に『やはり白衣を着ると、気持ちもお医者さんになるのだなぁ』と実感しました。意外だったのは、白衣は薄く見えて、実際に着ると暑いということ。今回はボスキャラ・チックに身体を少し大きくしたので、そのせいもあるのかもしれませんけど(笑)。何はともあれ、撮影初日にいきなり大門未知子と対立するシーンを撮影したおかげで、さらに蜂須賀という人間を理解することができました。また、初日から大門未知子にジロッと見られ、『私、失敗しないので』の言葉を聞いた瞬間、『来たー! あれだ!!』と思いました(笑)」とエピソードを明かした。
放送は10月から、毎週木曜21:00にスタート。なお、「ドクターX」の過去全シーズン、「ドクターY」全シリーズが動画配信プラットフォーム・TELASAにて配信中だ。
米倉涼子コメント
久々の「ドクターX」なので、クランクインの前日はそわそわしていたのですが、撮影初日から未知子の決めゼリフ「私、失敗しないので」を言えて気持ちよかったですし、「ついに帰ってきたな!」という実感が湧きました。
野村萬斎さんはとっても穏やかで、素敵な方です。狂言の世界で極められている国宝級の体の動きなど、私が持っていないものを、何かひとつでも萬斎さんから学べたらいいな、と思います。これからの撮影も楽しみです。
野村萬斎コメント
長いシリーズとなっている素晴らしい作品に、敵役で出演させていただき、光栄です。未だ決定打のないコロナ禍の今、パンデミックと向き合う蜂須賀という役は結構な大役だと感じています。蜂須賀は大門未知子や外科の前に立ちはだかる敵でありながら、内科医としては常に真剣です。“蜂”須賀だけに刺すように嫌なヤツなのかもしれませんが、その半面、医道というものに対してまっすぐな信念を持っている人なので、いつものボス・キャラとはまた違う人物像になるのではないかと思います。
医師役は初めてですが、撮影初日に「やはり白衣を着ると、気持ちもお医者さんになるのだなぁ」と実感しました。意外だったのは、白衣は薄く見えて、実際に着ると暑いということ。今回はボスキャラ・チックに身体を少し大きくしたので、そのせいもあるのかもしれませんけど(笑)。
何はともあれ、撮影初日にいきなり大門未知子と対立するシーンを撮影したおかげで、さらに蜂須賀という人間を理解することができました。また、初日から大門未知子にジロッと見られ、「私、失敗しないので」の言葉を聞いた瞬間、「来たー! あれだ!!」と思いました(笑)。
大門未知子を演じる米倉涼子さんとは、以前一度だけお酒の席でご一緒したことがありましたが、共演するのは初めて。普段からとても気さくな方ですし、演技もこの役を長年演じてらっしゃるだけに確立されていて、感心しました。また、現場も米倉さんや監督を中心にチームワークが取れていて、撮影もテキパキと進む! 僕は民放の連ドラに出演するのが初めてですし、これだけ出来上がっているチームに途中から入ることに、最初は戸惑いも感じていたのですが、実際に撮影に参加して「売れている作品のチームワークはやはり素晴らしいな!」と心が躍り、今後の撮影が楽しみになりました。
今回は医療現場の現状にメスを入れるシリーズ。僕自身も蜂須賀という役を通して多面性を見せられるのではないかと思いますし、ぜひ最後まで見届けていただきたいです。
テレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」第7シリーズ
2021年10月スタート 毎週木曜 21:00~21:54
yasuhito kobayashi @kobayashi__y814
テレビドラマ「ドクターX」に野村萬斎が出演、米倉涼子の“最強の敵”役に(コメントあり) https://t.co/eUbzTXt0iT