テーマは“見えることの先へ”、ムニが過去作3作を上演する「カメラ・ラブズ・ミー！」

ムニ「カメラ・ラブズ・ミー！」が、8月19日から22日まで東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

これは、宮崎玲奈率いるムニが、カメラの登場する過去作3作品「須磨浦旅行譚」「回る顔」「真昼森を抜ける」をリクリエートして上演する企画。「須磨浦旅行譚」は単体、「回る顔」と「真昼森を抜ける」は2作品連続での上演となる。なお「須磨浦旅行譚」のみ、「豊岡演劇祭2021」フリンジプログラムの参加作品として、9月10日、12日に兵庫のドーモ・キニャーナ駐車場、11日に兵庫・旧金道タンス店にて披露される。

上演に際し、宮崎は「はじめての再演公演です。ムニでは視覚やまなざしをテーマにしてこれまで創作を行ってきましたが、『カメラ・ラブズ・ミー！』では『見えることの先へ』をテーマにしています。どのようにして想像することを手渡すか、見えないことを大事にするか、ということを強く意識しています。せんがわ劇場演劇コンクールで発表したばかりの作品もリクリエーションして発表します。ムニのこれまでと今後の接続点を楽しんでいただけると嬉しいです」とコメントしている。