ナカフラ「Part of it all」青空のもと開幕、中野成樹「原作の魅力に通じる仕上がりに」

中野成樹＋フランケンズ（以下ナカフラ）2021「Part of it all」が、本日7月18日に東京・えこてん 屋上スタジオ、廃墟スタジオで開幕する。

「Part of it all」は、エドワード・オールビーによる二人芝居「動物園物語」を、ナカフラが“誤意訳”の手法を交えて上演するもの。本公演は、子育てをしている劇団員の日常生活を維持したうえで実施することを1つの方針としており、出演予定者には、福田毅、竹田英司、田中佑弥、洪雄大、野島真理、石橋志保、小泉まき、斎藤淳子、北川麗、佐々木愛、新藤みなみらが名を連ねた。パフォーマンスは、屋外の屋上スタジオと屋内の廃墟スタジオでそれぞれ行われる。

開幕に際し、誤意訳と演出を手がける中野成樹は「梅雨が明けるかどうか気がかりでしたが、無事晴天に。むしろ、いきなりの猛暑。結果、よい意味で『ボーッとして、クラクラする』、原作の魅力に通じる仕上がりになりました」とコメントした。

上演時間は約1時間10分で、公演は本日7月18日のみ。なお、新型コロナウイルス感染症対策のため、当日券やキャンセル待ちのチケットは販売されない。