城田優が清水美依紗に「アンコール！」ディズニープリンセス展が間もなくスタート

ディズニーの展示会「WHAT IS LOVE？ ～輝くヒミツは、プリンセスの世界に。～」のオープニングイベントが本日6月22日に東京・渋谷マルイで開催され、城田優が登壇した。

「WHAT IS LOVE？ ～輝くヒミツは、プリンセスの世界に。～」は、ディズニーが4月にスタートした祭典「Ultimate Princess Celebration」の開催を記念して行われるもの。展示会では、ディズニープリンセスたちの物語にあふれる“愛”が、映像やデジタル技術、音楽、香りなど、さまざまな手法を用いて表現される。

本展では城田が音声ガイドを担当。ディズニーファンの城田は、ディズニーの実写映画「シンデレラ」日本版の王子役声優とエンドソングを担当したほか、ディズニー＆ピクサーの「2分の1の魔法」にて、主人公イアンの兄・バーリー役の日本版声優を務めている。

城田は音声ガイドのオファーを受けたときの心境を「ディズニー作品の集大成となるイベントに城田の声を選んでいただけたことが光栄。ディズニー好きな友人に嫉妬されるかも（笑）」と明かし、「声だけで物語の世界に誘うので、責任重大。それぞれの作品の“色”や雰囲気の違いを、声で表現したつもりです」と音声収録を振り返った。

城田はARを体験できるコーナーが特に気に入っているそうで「ただ歩いて見るのではなく、体験できる。自分のスマホのカメラを使うと、何倍も楽しくディズニーの世界観に浸れます」と見どころをアピール。また、ひと足先にVR展のコンテンツを体験した城田は「奥行や高さが感じられて素晴らしい。体験中にキョロキョロしたり腕を伸ばしたりしている僕は滑稽だったと思います（笑）。詳細は語りませんが、ディズニー作品の“あの部屋”にいるような気持ちでした」と興奮をのぞかせた。

オープニングイベントには、「Ultimate Princess Celebration」の日本版テーマソング「Starting Now ～新しい私へ」を歌う清水美依紗も登場。城田と清水は、11月20日から12月5日まで東京・EX THEATER ROPPONGIで上演されるIMY「あいまい劇場 其の壱『あくと』」で共演する。城田と初対面した清水は、司会者に城田の印象を尋ねられると、緊張した笑顔のまま固まってしまう。城田が「なぜためらう!?」と声をかけると、清水ははにかみながら城田を見上げ「テレビで観たままです。あと、すごく背が高いです……」と報道陣を和ませた。

「Starting Now ～新しい私へ」の訳詞も担当した清水は「シンプルかつ心にまっすぐ届くイメージで訳したので、聴いてくださる方に響けば」と話す。歌唱披露の前には清水が、城田が普段舞台の前に行っているという「目を閉じて深呼吸し、共演者に背中を叩いてもらう」というルーティンを試す場面も。アクリル板越しに清水の背中を叩いた城田は、「いやこれ背中じゃなくてアクリル板！」と自分にツッコミを入れて会場を沸かせた。

清水は城田に見守られながら、「Starting Now ～新しい私へ」をメディアの前で初披露し、突き抜けるようなパワフルな歌声で会場を包み込む。城田は立ち上がって清水に拍手を送り、「アンコール！ アンコール!!」と歓声を上げる。歌い終えた清水が感極まって涙ぐむと、城田は「ここでハンカチを差し出せたら“王子”だけど、持ってなかった……詰めが甘くてごめん」と清水を笑わせつつ、「彼女はどんどんビッグになる。素晴らしい瞬間に立ち会えたことに奇跡を感じます」と改めて清水を絶賛した。

その後2人は「WHAT IS LOVE？」という展示会の名前にちなみ、“愛”について語り合う。清水は自身にとっての愛は“支え・歌”だと言い、「歌手になる夢を応援してくれた母の愛に支えられてきました。ディズニー作品と出会わせてくれたのも母です」と感謝を述べる。城田は“人生の中心”と回答し、「僕のモットーはラブ＆ピース。中学時代はメールアドレスを“Love is everything”にしていました（笑）。仕事でも趣味でも、愛があるのとないのとでは見え方や感じ方が全然違う」と思いを口にした。

最後に城田は「展示会ではさまざまなプリンセスの物語に触れることができる。ここに足を運ぶ皆さんにもそれぞれストーリーがあるはずなので、イベントを体験することで『前に踏み出そう』とポジティブになれると思います」と締めくくり、オープニングイベントは終了した。

「WHAT IS LOVE？ ～輝くヒミツは、プリンセスの世界に。～」の渋谷マルイ会場での展示は明日6月23日から7月29日まで。同展は8月4日から23日まで愛知・ジェイアール名古屋タカシマヤ10階 特設会場、来年1月から3月に福岡で開催されたのち、全国を巡回予定だ。