田村孝裕のトム・プロジェクト プロデュース“人間喜劇”第2弾「狸の里帰り」に柴田理恵

トム・プロジェクト プロデュース「狸の里帰り」が5月21日から30日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストで上演される。

田村孝裕が作・演出を務める「狸の里帰り」は、田村による人間喜劇の第2弾で、今年3月にトム・プロジェクト プロデュースが上演した、訳あり女たちの痛快ホーム・コメディ「たぬきと狸とタヌキ」の続編となる。

物語の舞台は、民家のような佇まいのシェアハウス型ホスピス。そこでは医師・西野亮子が常駐していた。西野は口は悪いが、患者たちは彼女に診てもらうとなぜか元気になり、人間らしさを取り戻して天国へと旅立つ。西野の評判を聞きつけた剛は、母・初江を入居させることに。そんな中、西野はこの施設で最期を迎えた患者の家族に、モラルハラスメントで訴えられて……。

今回は新たなキャストに柴田理恵を迎え、岡本麗とカゴシマジローが前作より続投する。そのほかの出演者にグラシアス小林、辻井彰太、森川由樹。本作は東京公演終了後、6月から7月にかけて千葉・北海道・福井・岐阜・石川・山形・宮崎・佐賀・福岡を巡演する。