「ローズのジレンマ」が明日2月6日に東京・シアタークリエで開幕する。
「ローズのジレンマ」はニール・サイモンが晩年に発表したコメディ。今回の上演では、
本日2月5日に行われた出演者挨拶にはローズ役の
神田は本作の印象を「この戯曲は、これまでにやってきたお芝居とはまた違う。ストーリーからもセリフの1つひとつからも考えさせられることが多い」と話し、「大地さんと久しぶりの共演で、とても勉強になりました。実りある公演になれば」と期待を寄せる。村井も「皆さん笑い声は出せないかもしれませんが、マスクの下で笑顔になっていただけるようにがんばります!」と意気込みを述べた。
「ニール・サイモン作品に出ることは僕の念願でした」と明かすのは別所。別所は本作がコロナ禍で幕を開けることに触れ「2021年は演劇や笑い、感動がよみがえる年になってほしい。希望の1年にできればと思いますし、僕たちもそういう空間を作っていきたいです」と抱負を語った。
出演者の挨拶が一巡すると、別所が「そして皆さん、今日が何の日かご存知ですよね? 今日は……大地真央さんのバースデーです!」と声高らかに発表。バースデーソングが流れ出し、劇場が盛大な拍手で包まれる中、神田が大地に大きなバラの花束を手渡した。
司会者が神田に大地への一言を求めると、大地は感極まった様子で「もう花束だけで十分! 泣いちゃう!」と口にし、報道陣を和ませる。神田が涙交じりに「お誕生日当日に、舞台上でお祝いできるなんてすごくうれしいです。大地さんは“生けるハッピーオーラ”みたいな方。大地さんのリーダーシップや生み出すアイデアからすごく刺激を受けていて、これからも追いかけていきたいです。本当に本当におめでとうございます。大好きです!」と祝福すると、大地も涙を浮かべてうなずいていた。
続く村井は「“涙の会見”になってしまいましたが……大地さん、今日はこの(サプライズの)ために皆さん(記者たち)をお呼びしましたので(笑)」とおどけてみせ、「約1か月の公演を、全員で無事に走り抜けられるよう、よろしくお願いします」と大地に呼びかける。さらに別所も「大地真央さんほどバラが似合う方はなかなかいない。演劇界の“ローズ”とご一緒できること、そのお誕生日に皆さんの前に立てたことを光栄に思います。おめでとうございます!」と大地に笑顔を向けた。
大地は「まさかこんなサプライズを用意していただけるとは……」と感謝を述べ、最後に「みんなで健康に気を付けて、コロナに負けないよう、そして皆様に夢と希望をお届けできますようにがんばります。ぜひ劇場に足をお運びください!」と挨拶した。
公演は明日2月6日から25日まで東京・シアタークリエ、27日から3月1日まで大阪・新歌舞伎座、3日に愛知・刈谷市総合文化センター アイリスにて。
「ローズのジレンマ」
2021年2月6日(土)~25日(木)
東京都 シアタークリエ
2021年2月27日(土)~3月1日(月)
大阪府 新歌舞伎座
2021年3月3日(水)
愛知県 刈谷市総合文化センター アイリス
作:ニール・サイモン
翻訳・演出:
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