岡田蕗子による「岸田理生の劇世界 ーアングラから国境を越える演劇へー」が1月10日に大阪大学出版会から刊行される。
本書は劇作家・岸田理生の軌跡を追うもので、直筆ノート、日記、手書き台本などの資料をもとに、岸田の劇世界を分析した研究書。1970年代や1990年代、2000年代の作品にも光を当て、488ページにわたりその劇世界の変遷を明らかにしていく。また、未刊行の初期戯曲「洪水伝説」のほか、作品リスト、年譜といった資料も収録された。
価格は税別4500円。ブックデザインを松本工房の松本久木が担当している。
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薙野信喜 @nonchan_hg
直筆ノートや日記から劇作家・岸田理生の軌跡をたどる「岸田理生の劇世界」 https://t.co/FmHzWkRDIL