中村壱太郎「僕らが戻るところは舞台」明日開幕の「ART歌舞伎」新作生配信の経緯明かす

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「ART歌舞伎」の最新作「ART歌舞伎 Music Live 2020 in Kyoto」に出演する中村壱太郎のオンライン取材会が、昨日12月18日に実施された。

中村壱太郎

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無観客ライブ生配信「ART歌舞伎 Music Live 2020 in Kyoto」ビジュアル

無観客ライブ生配信「ART歌舞伎 Music Live 2020 in Kyoto」ビジュアル[拡大]

中村壱太郎が中心となり企画する「ART歌舞伎」は、新型コロナウイルス感染症の拡大により劇場公演が中止される中、新たな公演実施の形はないかと模索し、生まれた配信作品。壱太郎はまず、新作配信の経緯を「『“ART歌舞伎”ってあったよね』ではなく『“ART歌舞伎”やってるよね』と思っていただけるよう、年内に何か実施したいという思いから、今回の配信が実現しました」と明かす。

今年7月に配信された「中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎」は収録映像だったが、今回の「ART歌舞伎 Music Live 2020 in Kyoto」は京都府の指定文化財である御寺泉涌寺・舎利殿から無観客生配信される。このことに「無観客ライブ生配信ということで、大きな挑戦ではありますが、僕らが戻るところは舞台。生の舞台に近い形で作品を披露したいということで、このような形をとっています」と言葉に力を込めた。

さらに本作を「7月に実施した『ART歌舞伎』で、特に反響の大きかった“音楽”に焦点を当てたスピンオフの公演」と表現した壱太郎は、内容について「7月の配信公演ではモードなメイクと衣装を創作しましたが、今回は歌舞伎の拵えと衣装、鬘をつけて、新作の古典歌舞伎舞踊として『ART道成寺』を制作し披露します。演奏家4人の音楽に合わせて、私が踊ります」と述べた。

配信は、明日12月20日17:00にPIA LIVE STREAMにてスタート。本作には、津軽三味線奏者の浅野祥、笛奏者の藤舎推峰、箏と二十五絃箏奏者の中井智弥、太鼓奏者の山部泰嗣が出演し、壱太郎はスペシャルゲストとして登場する。なお、同日19:00からは、「中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎」のリピート配信がPIA LIVE STREAMとStreaming+にて行われる。いずれも配信公演終了後、12月21日まで見逃し配信を実施。

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無観客ライブ生配信「ART歌舞伎 Music Live 2020 in Kyoto」

2020年12月20日(日)17:00~

出演:浅野祥(津軽三味線)、藤舎推峰(笛)、中井智弥(箏・二十五絃箏)、山部泰嗣(太鼓)
スペシャルゲスト:中村壱太郎

「中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎」リピート配信

2020年12月20日(日)19:00~

出演:中村壱太郎、尾上右近、花柳源九郎、藤間涼太朗
演奏:中井智弥(箏・二十五絃箏)、浅野祥(津軽三味線)、藤舎推峰(笛)、山部泰嗣(太鼓)/ 友吉鶴心(琵琶)

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読者の反応

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おかる @okaru_kabuki

素踊りじゃない😍
「今回は歌舞伎の拵えと衣装、鬘をつけて、新作の古典歌舞伎舞踊として『ART道成寺』を制作し披露します。」
https://t.co/QUdloTZ7IL
#歌舞伎 #日本舞踊 #dance #art #芸術 #music

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