山内ケンジ「ご期待に沿える出来映え」と自信、城山羊の会「あたしに触らないで！」開幕

城山羊の会「石橋けいの『あたしに触らないで！』」が、昨日12月17日に東京・小劇場B1で開幕した。

これは、山内ケンジ率いる城山羊の会にとって約2年ぶりの本公演。劇中では自粛とストレスで太ってしまった令夫人の物語が展開し、出演者には令夫人役の石橋けいのほか、吹越満、米村亮太朗、岩谷健司、島田桃依、岡部ひろき、筒井のどか、岡部たかしが名を連ねた。

本作について山内は「ボッカッチョの『デカメロン』は、ペストによるパンデミックの時に書かれた艶笑譚として有名ですが、現代版『デカメロン』を上演するとしたら、私こそ適任であろうと思い、なおかつ、コロナ禍より前から、久しぶりに石橋けい氏を迎えることは決まっていたので、これは絶好の機会なり、と執筆、稽古に励みました。この状況でもぜひ観ておきたいという方、ご期待に沿える出来映えとなっております。なんとご自宅でも観ることができます。配信っていうやつです。なにとぞよろしくお願いいたします」と語った。

上演時間は、換気休憩ありの約1時間50分。公演は12月27日まで。なお、12月21日に無観客で撮影し、編集した舞台映像が、Confetti Streaming Theaterにて12月26日15:00から配信される。視聴期間は1月23日14:59まで。