ミュージカル「17 AGAIN」初舞台の竹内涼真が熱い歌声披露「可能性を広げたい」

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竹内涼真らが出演するミュージカル「17 AGAIN」の製作発表が、本日11月30日に東京・Zepp Tokyoで開催された。

左からソニン、竹内涼真、エハラマサヒロ。

左からソニン、竹内涼真、エハラマサヒロ。

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竹内涼真

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ザック・エフロン主演の「セブンティーン・アゲイン」(原題:17 AGAIN)は、2009年に公開されたコメディ映画。世界初演となる今回のミュージカル版では、脚本をマルコ・ぺネット、作曲・作詞をアラン・ザッカリーとマイケル・ウェイナーが担う。劇中では負け組として人生を甘んじて受け入れていた35歳のマイクが、バスケットボールのスター選手だった17歳の頃の姿に戻り、もう一度人生をやり直そうと奮起する姿が描かれる。翻訳・演出を手がけるのは谷賢一だ。

ミュージカル「17 AGAIN」製作発表より、歌唱披露の様子。

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ミュージカル「17 AGAIN」製作発表より、歌唱披露の様子。

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製作発表は、約190人の一般オーディエンスを迎えて行われた。イベントはまず、竹内を中心とした歌唱披露でスタート。「#brandnewday」では、竹内が女性アンサンブルと共に、アップテンポな楽曲を生き生きと歌い上げる。続くソロナンバー「The Greatest Prize」でも竹内は熱い歌声を聞かせ、観客から大きな拍手を浴びた。

竹内涼真

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その後の会見には竹内のほか、ソニンエハラマサヒロ桜井日奈子有澤樟太郎水夏希が登壇。本作が初舞台となる竹内は、今回のパフォーマンスのために初めてダンスに挑んだと言う。「映画やドラマの撮影では緊張しない」と話す竹内だが、「珍しくずっと緊張していました」「舞台の広さに驚いて。どこに向かってどう歌ったらいいのか……」と歌唱披露の感想を明かした。また竹内は、自身が17歳だった高校時代を「サッカーのプロ選手を目指していましたが上手くいかず、挫折の3年間でした。どうしたら学校でモテるかということばかり考えていて、毎朝髪の毛をセットしながら親に『何分鏡見てんの!?』って怒られたり(笑)」と振り返って客席を和ませる。初舞台に向けては「僕は共演者の皆さんに1歩遅れているので、自分が引っ張れるように準備しなきゃ」と言葉に力を込め、「演技力を高めて、今後はいろいろな国の方とお仕事をしたい。その第1歩として今回のミュージカルは挑戦になるので、自分の可能性を広げられたら」と目標を掲げた。

ソニン

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マイクの妻・スカーレット役のソニンは、スカーレットの17歳の姿、35歳の姿の両方を演じる。実年齢より若い役を務めることが多かったと言うソニンは「やっと年相応の役です! 谷さん、17歳のパートは短めに……」と演出の谷に視線を送り、会場の笑いを誘う。さらにソニンは竹内のパフォーマンスを「ヒューヒュー言っちゃいました」と絶賛。「(ミュージカルを多数経験してきた)私たちでも、製作発表で歌うのは緊張します。稽古も始まっていない状態で歌うのは相当なチャレンジ。素晴らしいです!」と竹内に親指を立てて見せ、ステージを温かな空気で包んだ。

エハラマサヒロ

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マイクの親友にして富豪のオタク・ネッドを演じるエハラは、黄色い半ズボン姿で登場。エハラは「面白いシーンが多いキャラクターです。ミュージカルはいくつか経験していますが、やる前からこんなに楽しみなのは初めて」と出演に期待を寄せる。初舞台の竹内には「とりあえず、大きな声とおもろい顔(が大切)!」とエールを送り、「竹内さんの普段見せない、崩れた表情を引き出したい」と意気込んだ。

水夏希

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水は、一見厳しそうだが実はオタクのマスターソン校長役を担当するにあたり、「パッと見が怖そうという特徴は楽勝で演じられると思うので、マニアックさを追求したい(笑)」と意欲を見せる。また竹内の「どこに向かって歌えばいいのか」という発言を受け、水は「私は舞台でキャリアを始めたので、『客席に向かって歌えばいいんですよ……!』と思います(笑)。竹内さんは映像のお仕事で、リアルなお芝居をたくさん経験されています。舞台でも、客席に向かいながらも誰かに届けるため歌う感覚はすごく大切なので、芝居のハートをベースに持つ竹内さんが舞台の使い方の感覚を手に入れたら、怖いものはないと思います」と太鼓判を押した。

桜井日奈子

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竹内とこれまでにも共演経験がある桜井は、今回マイクの娘・マギーを演じる。桜井は17歳だった頃を「父が苦手でした。今はすごく仲良しですが、高校卒業まで全然話せなくて……」と述懐。さらに桜井が「竹内さんがお父さんだったら、きっと毎日楽しいんでしょうね」と落ち着いた口調でコメントすると、竹内が即座に「ほんとにそう思ってる!?」とツッコんで共演者たちを笑わせた。

有澤樟太郎

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有澤が扮するのは、マギーの彼氏・スタン。ハンサムだが読み書きがあまりできないスタンについて、有澤は「映画版を観てスタンに『こいつ、マジか!』と思いました(笑)。自分なりにこの役を愛したい」と語り、「物語をかき乱す役なので、竹内さんと張り合えるように心身を鍛えてがんばりたい」と抱負を述べた。

谷賢一

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左から有澤樟太郎、桜井日奈子、ソニン、竹内涼真、エハラマサヒロ、水夏希、谷賢一。

左から有澤樟太郎、桜井日奈子、ソニン、竹内涼真、エハラマサヒロ、水夏希、谷賢一。[拡大]

演出の谷は本作の魅力を「非常にハッピーで、身近なものの価値を再発見したり、自分が大切なものをたくさん持っていたことに気付かせてくれたりする作品です」と紹介し、「上演時期に世の中がどうなっているかわかりませんが、劇場の中はきっと明るい雰囲気にできるはず」とアピール。竹内とのタッグには「さっき舞台裏で話したとき『ボコボコにしてください』と言われたので、ボコボコにしようかと……(笑)」と冗談交じりにコメントし、「じっくり稽古できそう。実力派のキャストがそろったので、何ができるか実験する稽古場にできたら」と期待を口にした。

公演は5月16日から6月6日まで東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、11日から13日まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール、18日から20日まで佐賀・鳥栖市民文化会館 大ホール、26日に広島・広島文化学園HBGホール、6月30日から7月11日まで愛知・御園座で行われる。チケット情報については続報を待とう。

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ミュージカル「17 AGAIN」

2021年5月16日(日)~6月6日(日)
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

2021年6月11日(金)~13日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

2021年6月18日(金)~20日(日)
佐賀県 鳥栖市民文化会館 大ホール

2021年6月26日(土)
広島県 広島文化学園HBGホール

2021年6月30日(水)~7月11日(日)
愛知県 御園座

脚本:マルコ・ぺネット
作曲・作詞:アラン・ザッカリー&マイケル・ウェイナー
翻訳・演出:谷賢一
訳詞:高橋亜子
音楽監督:長谷川雅大

キャスト

マイク(マーク):竹内涼真
スカーレット(妻):ソニン
ネッド(親友):エハラマサヒロ
マギー(娘):桜井日奈子
アレックス(息子):福澤希空(WATWING
スタン(マギーの彼氏):有澤樟太郎
マスターソン校長:水夏希

マーフィーコーチ / 用務員:角川裕明
ネイオミ:安田カナ
ディーン:大原研二

(以下五十音順)岡田治己、小原悠輝、松谷嵐鯨井未呼斗、長澤仙明、松村桜李、熊澤沙穂、坂口杏奈、佐藤彩香、中西彩加、町屋美咲森莉那

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読者の反応

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南 伽倻子 @isiarutokoro

@Michael206K  たけりょーの初舞台、初ミュージカルが来年の六月に在りますね。
九州でも、佐賀であるみたいですよ。
無事に開演できますようにー。
https://t.co/rTkmzGipPn

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