FC東京のサポーター描く、青春事情「You'll Never Walk Alone」改訂上演

青春事情「You'll Never Walk Alone」が、11月26日から29日まで東京のザ・スズナリで上演される。

青春事情の第20回公演となる本作は、同団体が2011年に第2回せんがわ劇場コンクールでグランプリとオーディエンス賞をW受賞した短編作品。今回は新たなシーンとリライトを加え改訂上演される。第2回せんがわ劇場コンクールのテーマ「FC東京のある“まち”」をもとに創作された本作では、調布市をホームタウンとするJリーグのチーム・FC東京を応援するサポーターたちの悲喜こもごもが展開。登場人物の日常をオムニバスで描くパートと、彼らがスタジアムに足を運び、スタンドで試合を観戦するパートに分かれて物語が進行する。

作・演出を手がける大野ユウジは「タイトルの『You'll Never Walk Alone』はFC東京のサポーターが試合前に必ず大合唱する曲の事で、世界的にも数々の有名チームのサポーター達が歌う、言わばサッカーソングの定番曲です」と解説し、「サッカーを応援するサポーターを通して、人との繋がりを感じる作品、そして、こんな 状況でも観に来てくれたお客さん、さらには今、大変な思いをしているすべての人に向けたエールになるような作品に仕上げていきたいと思っています」と意気込みを語った。

なお11月26日19:30開演回、28日19:00開演回はTwitCasting（ツイキャス）にてライブ配信される。