新国立劇場のバレエ「竜宮」、東京ラスト2公演を中止

東京・新国立劇場 オペラパレスで上演されているバレエ「『竜宮 りゅうぐう』～亀の姫と季（とき）の庭～」の、7月30・31日公演が中止となった。

これは本日7月29日に、新国立劇場に勤務する業務委託者1名の新型コロナウイルス感染が判明したことによるもの。該当者が従事しているのは観客と接する業務ではないが、より万全な感染予防策を講じるため、30・31日の2公演が中止される運びとなった。なお本作は9月19日に長崎・アルカスSASEBO 大ホール、22日に富山のオーバード・ホールでの上演も予定されており、今後の公演については追って公式サイトでアナウンスされる。

森山開次が演出・振付・美術・衣裳デザインを手がける「竜宮 りゅうぐう」は、“こどものためのバレエ劇場”シリーズの新作。森山と新国立劇場バレエ団の初コラボレート作となったこのバレエでは、昔話の「浦島太郎」をモチーフに、カメが竜宮城のプリンセスという設定の、新たな物語が描かれる。新国立劇場公演は7月24日から行われており、31日に千秋楽を迎える予定だった。

※7月30日（木）・31日（金）の公演は中止になりました。