「ダンスがみたい!22 日本国憲法を上演する。」が、8月11日から23日まで東京・d-倉庫で開催される。
本企画では、日本国憲法の言葉と対峙する6つのダンス作品が上演される。11日には
なお本公演では、新型コロナウイルス感染予防対策として、アルコール消毒液の設置、スタッフのマスク着用などを実施。また観客に向けて、入場時の検温、手指の消毒、マスク着用の協力を呼びかけている。
近藤、奥山、笠井からのコメントは以下の通り。
近藤良平コメント
今回は日本国憲法を「日本国犬ポー」ととらえ、自粛期間中に妄想した世界を繰り広げます。
近藤さんなりの「今」なのです。
奥山ばらばコメント
右の翼で旋回したら、左の翼で弧を描いたり。
沈んでしまったと思ったら、突然跳ね上がったり、浮遊したり。
捕らわれたと思ったら、逃げ出したりすり抜けたり、逆に捕まえたり。
そして、ただただじっとしながら震えてみたり、叫んでみたり。
生まれて立って踊っているこのカラダ。
このカラダを「保障」している大きな大きな「器」。
その器を満たす色や匂いのうつろい、近づいたり離れたり、膨らませたり縮ませたり、内に潜ったり外に突き出たり、意に介したり介さなかったり、このカラダの現在の声となるのかもしれません。
笠井叡コメント
コロナの時代に突入して、日本国憲法は無効になったでしょうか。
それとも、ますますその有効性を増したでしょうか。
それは、「ダンス憲法」になり得るでしょうか。なり得ないでしょうか。
それはダンサー個人が、決定することかもしれません。
「ダンスがみたい!22 日本国憲法を上演する。」
2020年8月11日(火)~23日(日)
東京都 d-倉庫
出演
8月11日(火)
8月12日(水)・13日(木)
8月15日(土)
弥田理沙、高瑞貴
8月16日(日)
8月17日(月)・18日(火)
8月21日(金)
8月22日(土)・23日(日)
※弥田理沙、高瑞貴は「ダンスがみたい!新人シリーズ18」受賞作品の再演を実施。
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ステージナタリー @stage_natalie
日本国憲法の言葉と対峙「ダンスがみたい!」に近藤良平、奥山ばらば、笠井叡ら(コメントあり)
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