“一本の線”と向き合う、福岡で菊沢将憲の初絵画展「一本の線から」開催

菊沢将憲の絵画展「一本の線から」が福岡・ブレンドオアネックスで8月22日から28日まで開催される。

菊沢は俳優以外に、劇作・演出家、映画監督、ミュージシャン、ダンサーとしての顔を持ち、国内外で活躍するアーティスト。舞台ではこれまで、野田秀樹や小野寺修二、ノゾエ征爾、アンジェリカ・リデルなどの作品に出演してきた。彼が自身初となる絵画展を開催する。

菊沢は昨秋から描き始めたという絵画をこのたび、長年拠点としていた福岡で披露する。絵画展では、ボールペンを使用した緻密なドローイングや激しい色彩感覚と世界観が交差するペインティングが展示される。菊沢は「絵を描きながら、自分が一本の線すらまともに描けないこと、その一本の線を何でどう描けばよいのかさえ何も分からない自分がいることに気がつきました」「その『一本の線』とどう向き合ってどう絵にしようとしているのか、その試行錯誤と悪戦苦闘の跡を絵の中に発見してみて下さい」とコメントした。

入場は無料だが予約制となっている。詳細については公式サイトで確認を。