公演中止となった「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3」のキャストが集結し、劇中曲「Quintet(Tonight)」の歌唱動画を公開中だ。
出演者44名がリモートで収録した動画は、 本日7月15日から1週間、日本限定で公開される。キャストには、主人公トニー役の
「ウエスト・サイド・ストーリー」は、1950年代のアメリカ・ニューヨークを舞台に移民の若者たちの恋と抗争を描いたミュージカル。昨年から今年にかけて、東京・IHIステージアラウンド東京で日本キャスト版が上演されていた。4月1日から予定されていた「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3」は、新型コロナウイルスの影響で中止に。
動画の公開に際し、浦井は「願いを込めて、演劇というものの豊かさを信じて、その大切さを噛み締めながら、歌わせて頂きました」、柿澤は「我々の想いが僅かでも伝われば」とそれぞれコメントした。公開は22日4:00まで。動画は公式サイトで確認しよう。
浦井健治コメント
公演延期が決まり、そんな中で行った通し稽古でこの曲が歌われた時、僕は涙がこぼれました。全員が、その瞬間を、その時間を、歌を通して繋がりながら、溢れる気持ちが伝わってきたから。そして、その後公演は中止となってしまいました。この映像を見て、全員の顔を見て、あれから僕たちは会えていないのだな、「ありがとう」が伝えられてないと、改めて思いました。Season3のカンパニーが、このメンバーで最高に良かったし、誇りです。これから先、まだまだ本来の演劇スタイルに戻るには時間がかかるかもしれません。それでも、願いを込めて、演劇というものの豊かさを信じて、その大切さを噛み締めながら、歌わせて頂きました。
柿澤勇人コメント
みんなとの再会が出来て嬉しいです。クインテットという曲は一幕後半、若者全員がそれぞれの想いを熱く歌います。そのエネルギーは凄まじかったことを鮮明に覚えています。当然僕はマリアのことしか頭に無いのですが、このシーンばかりはカンパニーの一体感を肌で感じ、武者震いしながらやっていました。
我々の想いが僅かでも伝われば、幸いです。
「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season3」動画公開
2020年7月15日(水)4:00~22日(水)4:00
キャスト
トニー:
マリア:
アニータ:
リフ:
ベルナルド:Oguri、
ドク:
シュランク:
クラプキ:
グラッドハンド:
The Jets
アクション:田極翼
ビッグディール:
ビッグディール / Swing:前原雅樹
A-ラブ:笹岡征矢
ベビージョン:
スノーボーイ:
ディーゼル:
エニィバディズ:伊藤かの子
グラッツィエーラ:酒井比那
ヴェルマ:
ザザ:井上真由子
ホッツィ:笘篠ひとみ
マグジー:鈴木さあや
The Sharks
ペペ:
インカ:大村真佑
ボロ:東間一貴
ボロ:根岸澄宜
フェデリコ:橋田康
コンスエロ:大泰司桃子
フェルナンダ:山崎朱菜
ロザリア:田中里佳
アリシア:内田百合香
ベベシータ:淺越葉菜
Swing:畠山翔太
Swing:脇坂美帆
Swing:矢吹世奈
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「WSS」Season3キャスト44名が勢ぞろいでリモート歌唱、浦井健治「大切さ噛み締めて」 https://t.co/n8pWDuhG7X