「アートにエールを!東京プロジェクト」とは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、公演やイベントの中止・延期を余儀なくされているアーティストやクリエイター、制作スタッフの自由な創作活動を支援すると共に、東京の多彩な芸術文化の魅力を広く伝えることを目的にした、東京都および公益財団法人東京都歴史文化財団が主催するプロジェクト。
動画「猫のホテルの 何やりたいんだっけ」では、猫のホテルの
動画の制作・プロデュースを務めた猫のホテルの大橋さつきは「役者がセリフをいうことを止められた春。心折れそうな時も、支えたのは積み重ねてきた自分たちの過去のセリフたちでした。結成30年を迎える猫のホテルならではの映像作品となりました。ぜひご覧ください」とコメントしている。
大橋さつきコメント
新型コロナの自粛期間中、猫のホテルは本来、公募した稽古フレンズのみなさんとの稽古をする予定でした。
個人の活動でも、千葉雅子は「お勢、断行」、中村まことは「ウエスト・サイド・ストーリー」Season3、森田も市川も佐藤も村上も、それぞれ舞台や映像の仕事が中断。制作のわたしもシーエイティプロデュースの「Forever Plaid」についていましたが稽古も中断し全公演中止となりました。
そんな鬱々とした日々の中、アートにエールを!東京プロジェクトを知り、作品を作ることで互いの励ましにもなるのではないかと応募を決めました。映画「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」の公開中に映画館が休館になっていた映画監督の豊島圭介さんにもお声掛けして、猫のホテルの東京在住メンバーと豊島さんたちとの映像チームを結成。この時期ならではのZoom稽古の様子、過去の公演を振り返るシーンではこれまでの公演アーカイブ動画をふんだんに使用しました。
役者がセリフをいうことを止められた春。
心折れそうな時も、支えたのは積み重ねてきた自分たちの過去のセリフたちでした。
結成30年を迎える猫のホテルならではの映像作品となりました。ぜひご覧ください。
※動画は現在非公開です。
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ないす @nicesan
猫のホテル×豊島圭介の映像作品公開、「アートにエールを!」に参加(コメントあり) https://t.co/sq5bojVV4E