会場は“画面の前”、北川大輔の脚本・演出によるオンライン会議劇「未開の議場」

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オンライン会議劇「『未開の議場』-オンライン版-」が、4月17日から19日にかけて行われる。

「『未開の議場』-オンライン版-」ビジュアル

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カムヰヤッセンの北川大輔が脚本・演出を手がける本作は、新型コロナウイルスの影響に鑑み、オンライン上での稽古・上演を試みる“非接触型演劇”。“日本人と外国人の、これからの距離”をテーマとした本作の舞台は、とある商店街の祭の実行委員会が行うオンライン会議。和気あいあいとした会議は、不測の事態によって思わぬ方向へ進み始め……。

出演者にはPLAT-formanceの安藤理樹石井舞、内山拓磨、観劇三昧 下北沢店店長の川本ナオト、木村聡太、演劇集団キャラメルボックスの小林春世、COROBUCHICA.のコロマチルダアパルトマンの宍泥美、ハマカワフミエ、原啓太、藤田雄気、大人の麦茶の宮原奨伍、演劇集団キャラメルボックスの山本沙羅が名を連ねた。

上演時間は約2時間で、4月17日には公開ゲネプロが実施される。料金は無料カンパ制となり、視聴プラットフォームは後日発表される。なお本作の創作過程は上演終了後に一般公開される予定だ。実施に際しての北川のコメントは以下の通り。

北川大輔コメント

脚本・演出の北川です。
3年ぶりに、お芝居を作ります。オンラインで。
先日全く別のWeb会議をやりまして、で、そのときにもしかしてこれは行けるんじゃないかと思ったのが始まりで、過去の拙作の中に「あ、これなら使えるんじゃないか」、というのがありまして、本当に思いつきをツイートしたのが3月末、そこから信じられないくらい素敵な俳優様方にお声がけいただきまして、プロデューサーをブルドーザーみたいな男に任せたら、年度末の工事よろしくこの短時間で企画がまとまりました。
ちょっと僕がよく使う例えなんですが、演劇を古来から何万キロと脈々と続く大河と捉えたとき、(今私なんかは河口の数ミリに浸かっているに過ぎないと思うのですが、)その折々で数々の障壁にぶつかり時にこの河は流れを変え、疫病や災害に流れを遅めたり、あるいは類まれなる才能の出現に逆にその流れを速めたりしながら、ここまで流れてきた。その河口に浮かぶ一人として、今揃った条件の中で、少しでも次の流れになにか資することのできる可能性があるのではないか、という上演形態にこだわりました。そして、それは「オンラインでの会議劇」でした。
演劇の最小単位、それは「演じる人がいる、そして、それを見る人がいること」だと、大昔にボロ屋の部室で学生劇団の先輩に言われたことを思い出します。
インターネットの海の向こうで、あなたに見ていただけることを信じます。
勝算も何もまだない状態で、この筋に賭けてやろうと集まった皆さんの力をお借りして臨みます。
オンラインの会議空間で、お待ちしております。

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オンライン会議劇「『未開の議場』-オンライン版-」

2020年4月17日(金)~19日(日)20:00~ ※17日は公開ゲネプロ

プロデュース・Web:大石晟雄
脚本・演出:北川大輔
出演:安藤理樹石井舞、内山拓磨、川本ナオト、木村聡太、小林春世コロ、宍泥美、ハマカワフミエ、原啓太、藤田雄気、宮原奨伍、山本沙羅

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