人間が犯す罪やその贖罪、生命の価値、差別、人権などをテーマにした書き下ろしを上演するPカンパニーの“罪と罰”シリーズ。その第8弾となる今回は、同シリーズの第4弾「TOPSY」を手がけた劇作家・竹本穣の戯曲を、冨士川正美の演出で送る。
「うさぎ島霧深し」では、旧陸軍の毒ガス工場があった瀬戸内海の実在の島を題材に、その工場で実験用・食用として飼育されていたウサギたちの物語がつづられる。舞台はとある島のとある施設。そこで暮らす姉妹リリアンとドロシーは、訪ねてきた母親に「外は恐ろしい世界だから」と外出を禁じられ……。
出演者には劇団俳優座の
Pカンパニー第30回公演「~シリーズ罪と罰 CASE8~『うさぎ島霧深し』」
2020年5月27日(水)~31日(日)
東京都 シアターグリーン BOX in BOX THEATER
作:竹本穣
演出:冨士川正美
出演:
※矢崎和哉の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
※2020年4月9日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で延期となりました。
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“罪と罰”シリーズ、 Pカンパニー「うさぎ島霧深し」は旧陸軍の毒ガス工場が舞台
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