これは、
池田は過去作を上演するにあたり、「各作品をどのような方向へパワーアップさせるのかという軸のようなものを最初に決めました。『弟兄』は、実体験から作品を作り発表したことによって、基となる現実と周囲がどう変化したのかを改めて発表するためのシーンを作ること。ゆうめい旗揚げの初公演だった『俺』は、あの時の初めて何かを作る衝動や、現在は切り捨て始めていた荒っぽさをより際立たせること。祖父の絵と父と俳優たちで作り上げた『あか』は、新たに俳優の実母が参加することによって生まれた新しい関係から家族や作品というものをあやふやにしていくこと」と語り、「ゆうめいという原点は変わりませんが、どれもこれも別々な作品となっております。広がり続ける方向と巡り巡った変化を楽しんでいただけましたら幸いです!」と観客にメッセージを送った。公演は3月16日まで。
池田亮コメント
今回は過去作を上演するということで、各作品をどのような方向へパワーアップさせるのかという軸のようなものを最初に決めました。
『弟兄』は、実体験から作品を作り発表したことによって、基となる現実と周囲がどう変化したのかを改めて発表するためのシーンを作ること。
ゆうめい旗揚げの初公演だった『俺』は、あの時の初めて何かを作る衝動や、現在は切り捨て始めていた荒っぽさをより際立たせること。
祖父の絵と父と俳優たちで作り上げた『あか』は、新たに俳優の実母が参加することによって生まれた新しい関係から家族や作品というものをあやふやにしていくこと。
そして『ひとつきワークショップ発表』では自分の演出という立場もあやふやにして、参加した全員が演出として、ゆうめいという発表の場を活用してもらうこと。
これらを全て複合させたのが『ゆうめいの座標軸』という企画です。
ゆうめいという原点は変わりませんが、どれもこれも別々な作品となっております。広がり続ける方向と巡り巡った変化を楽しんでいただけましたら幸いです!
よろしくお願いいたします。
ゆうめい「ゆうめいの座標軸『俺』『弟兄』『あか』」
2020年3月4日(水)~16日(月)
東京都 こまばアゴラ劇場
作:
「俺」
演出:小松大二郎、池田亮
出演:田中祐希
「弟兄」
演出:池田亮
出演:
「あか」
絵画制作:池田一末
演出:
出演:石倉来輝、石倉千津子、池田亮、五島ケンノ介、小松大二郎、田中祐希
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