「サーチしていく時間を楽しみたい」岩渕貞太×額田大志「吉祥寺ダンスLAB」開幕

「吉祥寺ダンスLAB. vol.2『サーチ』」が、本日1月25日に東京・吉祥寺シアターで開幕する。

「吉祥寺ダンスLAB.」は、吉祥寺シアターがプロデュースする、ダンスと異ジャンルのコラボレーション企画。“ダンス×テキスト”をテーマに、身体と言葉の関係性を探る本作では、振付・ダンスを岩渕貞太、テキスト・音楽を額田大志が担当し、岩渕と酒井直之らが出演する。1月25日公演終演後には東京デスロックの多田淳之介をゲスト迎えたトーク、26日公演終演後には岩渕、額田、酒井による“ふりかえり”企画が実施される。

開幕に際し岩渕は「『サーチ』には言葉や身体の車線があり、私や登場人物たちの歩道があり、言葉や身体に私が乗ったり、登場人物が降りてきたり……。何を言ってるのかわからなくなってきましたが、人間ってわからないことも楽しいと思ったりするみたいです。そんなことをサーチしていく時間をみなさんと楽しみたいと思ってます。一緒に行きましょう」とコメントし、額田は「出会わずに終わる数えきれない人たちにも、今、自分と同じように過ごしている時間があり、それはどんな瞬間なのだろうかと思いました。ダンス、演劇、音楽など、様々なレイヤーからなる本作を、各々の方法で探求しながらお楽しみ頂けたら」とコメントした。

上演時間は約1時間10分。公演は明日1月26日まで。

岩渕貞太コメント

役者の道を諦めた私が「サーチ」で額田さんの力を得て、酒井くんと共に舞台上で言葉と向き合うことになりました。人生何があるかわからないですね。「サーチ」には言葉や身体の車線があり、私や登場人物たちの歩道があり、言葉や身体に私が乗ったり、登場人物が降りてきたり……。何を言ってるのかわからなくなってきましたが、人間ってわからないことも楽しいと思ったりするみたいです。そんなことをサーチしていく時間をみなさんと楽しみたいと思ってます。一緒に行きましょう。

額田大志コメント

これからの人生で、すれ違いも関わりもしない人たちのことを、ほんの少し、なんとか知る、知ろうとしてみる。そんな欲求を込めて「サーチ」と名付けました。
出会わずに終わる数えきれない人たちにも、今、自分と同じように過ごしている時間があり、それはどんな瞬間なのだろうかと思いました。
ダンス、演劇、音楽など、様々なレイヤーからなる本作を、各々の方法で探求しながらお楽しみ頂けたらと思います。