「さらに『さらざんまい』~愛と欲望のステージ~」が、本日11月28日に東京・シアター1010で開幕。初日に先駆け昨日、公開ゲネプロと囲み取材が行われた。なお本公演には舞台写真を多数掲載しているため、ネタバレを避けたい読者は注意してほしい。
「さらざんまい」は、今年4月から6月にかけてフジテレビ・ノイタミナほかで放送された
作中では浅草を舞台に、謎のカッパ型生命体・ケッピに尻子玉を奪われ、カッパに変身させられてしまった中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人を中心に物語が展開。彼らは「元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい」とケッピに告げられ……。舞台ではアニメのストーリーを、約2時間15分に凝縮。“カパゾンビ”の登場シーンではアニメの映像も使用された。
囲み取材には出演者たちが出席。矢逆一稀役の
新星玲央役の
ネタバレにならない範囲で見どころのアピールを求められると、木津は悩みながらも「僕たちがカッパになります。映像ではなく、僕たちがしっかりとカッパにならせていただきます」と答え、中村も「大体30秒のうちに、がんばってカッパになります(笑)」と続ける。また高本は玲央と真武の関係性を挙げ、「原作を知らず舞台を観てくださる方にも2人の関係をわかってもらえるような作り方を、(中村と)2人で考えてきました」と期待を煽った。
アニメ「さらざんまい」には、一風変わったシーンやポーズが数多く登場する。出演者はポーズの再現に苦労したと言い、設楽は「どうしてあんな形になれるのか……」、木津も「手がつりそうになります。足もプルプルしてる」と口々に話す。中村が作品の世界観を表現するにあたり映像に助けられたと話すと、高本も「みんなでポーズを研究し、改良してきたので、原作に近付けているのでは。アニメの難しかったところも、伊勢さんの演出でわかりやすくお届けできると思います」とコメントした。
東京公演は12月1日まで行われ、12月7・8日には大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールでも上演される。なおアニプレックスの公式YouTubeチャンネルでは、キャストによる「さらざんまいのうた」「カワウソイヤァ」振付レクチャー動画を公開中だ。
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「さらに『さらざんまい』~愛と欲望のステージ~」
2019年11月28日(木)~12月1日(日)
東京都 シアター1010
2019年12月7日(土)・8日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
原作:イクニラッパー / シリコマンダーズ
スーパーバイザー:
脚本・演出:
キャスト
矢逆一稀:
久慈悠:
陣内燕太:
新星玲央:
阿久津真武:
矢逆春河:
久慈誓:
吾妻サラ:帝子
ケッピ:
アンサンブル:天野佑、伊東桃矢、高岡大地、原田将司
※高岡大地の「高」ははしご高が正式表記。
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