本作は、屋根裏ハイツが“加害”について考えるシリーズの第1弾として発表する公演。「利賀演劇人コンクール2019」優秀演出家賞一席を受賞した
中村は本作について「加害の立場に、演劇の方法を用いて立ってみること。その想像からはじめるシリーズの第一歩です。みなさまのご来場をお待ちしております」とコメントしている。上演時間は約1時間10分。なお11月28日から30日までの各回終演後、公演メンバーや観客と話すことができる”感想戦”が実施される。
中村大地コメント
土地や物だけでなく、他人を「私物化する」という言葉をキーワードに稽古を重ねています。
例えば飲食店でお金を支払い、テーブルの上に書き物や本を広げて自分の場所を確保することと、他者を制御する、コントロール下におくことは重なるのではないだろうか。
あるいは、理解不能なことをすべて排除しようとする振る舞いもその相似形ではないか。
そして、そこに暴力が潜んでいる、あるいは表立っていることは想像に難くない。
加害の立場に、演劇の方法を用いて立ってみること。その想像からはじめるシリーズの第一歩です。みなさまのご来場をお待ちしております。
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“加害”の立場を想像する、中村大地率いる屋根裏ハイツの新作「私有地」(コメントあり)
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