社会と闘う表現者たち描く「冬の時代」に、須賀貴匡・宮崎秋人・壮一帆ら

unrato「冬の時代」が、来年2020年3月20日から29日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストで上演される。

「冬の時代」は、演劇ユニットunratoとぴあ株式会社がタッグを組み、木下順二の同名戯曲を上演するもの。本作では、社会主義運動の“冬の時代”と呼ばれた時期に、実在の人物をモデルにした表現者たちが世の中を変えようと社会と闘う姿が描かれる。1910年に起きた大逆事件の後、主人公・渋六は代筆や文章代行を行う会社“売文社”を設立する。楽天家の渋六のもとには、さまざまな背景を持つ社員が集まってきて……。

演出を大河内直子が担当し、堺利彦がモデルの渋六を須賀貴匡、大杉栄がモデルの瓢風を宮崎秋人、渋六の妻を壮一帆が演じる。チケットの一般販売は11月にスタート。詳細は続報を待とう。