「歳を重ねるたびに、話せないことが増えていく──」というキャッチフレーズが付けられた本作は、3人の女性を軸にした新作。事故で緊急入院した姑の世話をするため、夫に代わって一時帰郷した朱音は、高校時代の同級生で介護士の稔梨と再会する。朱音は、稔梨から「姑の事故には引きこもりの長女・紀香が関わっているらしい」と聞き……。
本公演には、KAKUTAの
チケットの一般販売は10月5日10:00にスタート。
高羽彩コメント
つきあいの長い女友達が何人かいます。
学生時代からのつきあいともなると、人生の節々に触れあい互いに知らないことなど無いような気になってくるものです。
しかしもちろん、そんなことはない。
結婚、出産、社会的成功……。互いの人生が様々に変わればそれだけ、「話せないこと」が増えていき、いつしかそれが互いの関係を陰らせる。
この現象はいったんなんなんだろうか、こんなに大好きな人になぜ、話せなくなってしまうのか。
そんな軋んで開かなくなった心の扉をこじ開けたくなって、この企画を考えました。
出演者のお二人は、私の本物の女友達です。
この企画を完成させるにはこれ以上無いキャスティングだと思っております。
恋愛を語るよりもっと赤裸々に……。
私たちの「女友達」をどうぞお楽しみに!
異儀田夏葉コメント
お互いに、だっせーところを見たり見せたりしてきたこの10年
いまではもう、結婚式でお祝いに長渕の乾杯を歌うくらいの、まあ、家族ぐるみの仲です
が、3人が3人だけで、役者同士としてガッツリズッポリ向き合うのは、はじめてです
この「女友達」を経て、またわたしたち3人が、新しい関係性になる気がしております
方向性が合わねえ!!とか、なんだお前の芝居は!?とか、殴り合いのケンカしようが、わたしたちは、大丈夫だと思います
たぶん
高野ゆらこコメント
十年来の友人であり、尊敬する劇作家、俳優の高羽彩と異儀田夏葉。
最終的に、いつかこの三人で暮らす未来があるんじゃないか、みたいな話をしたことがあります。
「女のほうが大概長生きだって言うし」
「確かに! どうする? 最後三人になっちゃったら」
「もう一緒に住むしかなくない?」
その時が来たらどこに住もうか、とわりと真剣に考えた気がします。
あの想像は、わたしにとって悪いものじゃなかった。
いえ、悪くないどころか、何があっても最終的にはなんとかなるんじゃないか、という安心感……「女友達」は無敵だと思いました。
いつかくるかもしれない未来で、舞台「女友達」の思い出話を、「女友達」とできたら幸せです。
どんな思い出になるのか、今からワクワクしています!
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高羽彩が“本物の女友達”と挑む、タカハ劇団新作に異儀田夏葉、高野ゆらこ(コメントあり)
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