「三銃士」は、アレクサンドル・デュマの同名小説を、振付家であるアンドレ・プロコフスキーがバレエ化したもの。日本では1993年に牧阿佐美バレヱ団によって初演されて以来、本バレエ団のレパートリー作品として上演され続けている。
舞台は17世紀のフランス。国王ルイ13世の銃士隊に入隊しようとパリにやってきた主人公・ダルタニヤンは、三銃士のポルトス、アトス、アラミスに出会う。ダルタニヤンの恋物語や三銃士との友情、宮廷の陰謀劇が描かれる本作では、豪快なジャンプや回転技など、男性ダンサーによるダイナミックな決闘シーンが見どころとなっている。
ダルタニヤン役を国立モスクワ音楽劇場バレエ団のシニア・プリンシパルであるドミートリー・ソボレフスキーが演じるほか、ダルタニヤンと恋仲になるコンスタンス役を青山季可と光永百花、三銃士のポルトス役を清瀧千晴、アトス役を水井駿介、アラミス役を山本達史が務める。なお今作品のチケット購入者を対象に、公演前の鑑賞教室やバックステージツアーが催される。イベントの詳細は公式サイトで確認を。
牧阿佐美バレヱ団「三銃士」
2019年10月5日(土)・6日(日)
東京都 文京シビックホール 大ホール
原作:アレクサンドル・デュマ
演出・振付:アンドレ・プロコフスキー
音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ
指揮:ウォルフガング・ハインツ
演奏:東京オーケストラMIRAI
キャスト
ダルタニヤン:ドミートリー・ソボレフスキー
コンスタンス:青山季可(5日) / 光永百花(6日)
ポルトス:清瀧千晴
アトス:水井駿介
アラミス:山本達史
ミレディ:中川郁
バッキンガム公爵:菊地研(5日) / ラグワスレン・オトゴンニャム(6日)
アンヌ王妃:茂田絵美子(5日) / 佐藤かんな(6日)
ルイ13世:今勇也
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