アニメ「巌窟王」を原作にした「巌窟王 Le theatre(ル テアトル)」が、12月20日から28日まで東京・こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロで上演される。
2004年に放送されたアニメ「巌窟王」では、フランスのアレクサンドル・デュマ著「モンテ・クリスト伯」をもとに、幻想の未来都市パリを舞台にした“復讐のパンク・オペラ”が描かれた。今回の舞台版ではKPR/開幕ペナントレースの
上演に向けて橋本は「この世界観と人間ドラマを演劇と言う力を使って熱く表現したいと思います。魂削って挑ませて頂きます」と気合十分にコメント。アニメ版のファンで、モンテ・クリスト伯爵を演じることが夢だったと言う谷口は「身体中にあらゆる感情が渦巻いている。そのすべてを込めて舞台上から皆様にお届けします。誰かにとって衝撃の出逢いになるように。では……『待て、しかして希望せよ!』」とメッセージを送り、前嶋は「主人公アルベールの親友であり、命を賭けてモンテ・クリスト伯からアルベールを守る非常に重要な役柄ではありますが、フランツという人物の内面にまで深く追求していければと思っています」と意気込みを語っている。
なお本作のドラマターグを務めるのは
橋本祥平コメント
この度、アルベール・ド・モルセール子爵役を演じさせて頂きます橋本祥平です。
まず、この作品を観た時に物凄い衝撃を受けました。
舞台は中世と近未来を融合させたとても面白い世界観で印象的な色彩の作画が幻想的で美しく、僕が今まで観たことのない作品でした。
物語はモンテクリスト伯の復讐劇を描いたミステリー、その中で様々な人間ドラマが展開していく様子は演劇で表現したら面白い!と作品を観ながら心が踊っておりました。
この世界観と人間ドラマを演劇と言う力を使って熱く表現したいと思います。
魂削って挑ませて頂きます。
谷口賢志コメント
この喜びの感情を言葉にすることが難しい。
15年前……アニメ「巌窟王」は僕の感性、価値観に大きな影響を与えてくれた。
映像、音楽、物語、衣装……すべてが衝撃の出逢いだった。
それ以来、事あるごとに「モンテ・クリスト伯爵を演じたい」と言い続けてきた。
彼の人生を生きたいと強く願い続けてきた。
その夢が……作品同様15年の時を経て叶う。
奇跡でしかない。この喜びを言葉にするのは難しい。
身体中にあらゆる感情が渦巻いている。
そのすべてを込めて舞台上から皆様にお届けします。
誰かにとって衝撃の出逢いになるように。
では……「待て、しかして希望せよ!」
前嶋曜コメント
フランツ・デピネー男爵を演じさせていただく前嶋曜です。
主人公アルベールの親友であり、命を賭けてモンテ・クリスト伯からアルベールを守る非常に重要な役柄ではありますが、フランツという人物の内面にまで深く追求していければと思っています。原作ファンの方にはもちろん、舞台で初めて「巌窟王」を知るという方にも楽しんでいただけるよう、キャスト、スタッフの皆さんと素晴らしい舞台を作り上げていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
村井雄コメント
今や伝説と語られるアニメ放映から15年。待望の舞台化に携われる事に感謝しています。
15年間熟成されてきたその愛と復讐が、生の感情が届く演劇の場でより衝撃的に「巌窟王 Le theatre(ル テアトル)」として甦ります。
今回、原作の魅力に加えて、集まった俳優・スタッフの魅力が発揮される作品になるよう精一杯努めたいと思っております。
そして、あらためて不朽の名作「巌窟王」を語り合う良き機会となることを願ってやみません。
皆様どうぞご期待ください。
「巌窟王 Le theatre(ル テアトル)」
2019年12月20日(金)~28日(土)
東京都 こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ
原作:アニメ「巌窟王」
脚本・演出:
ドラマターグ:
キャスト
アルベール・ド・モルセール子爵:
モンテ・クリスト伯爵:
フランツ・デピネー男爵:
※「theatre」の最初のeはアクサン付き、aはサーカムフレックス付きが正式表記。
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待て、しかして希望せよ!アニメ「巌窟王」舞台版に橋本祥平・谷口賢志・前嶋曜(コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/eNf44cT8sM