シャーロック・ホームズのファンである三谷が書き下ろす本作は、若かりし頃のホームズを主人公とした冒険物語。ホームズ役を柿澤が務め、ホームズの相棒ジョン・H・ワトソン役を
柿澤の出演は、三谷が柿澤が出演したミュージカル「メリー・ポピンズ」を観劇したことをきっかけに決まった。三谷は過日、当時の感想を「ある舞台で柿澤さんの姿を初めて観たとき、僕のシャーロック・ホームズがここにいる、と思いました」と語っている。
柿澤は「ある日、マネージャーさんから『カッキー、三谷さんが一緒にやりたがってるよ』って聞いて。そのときは信じられなかったですね」と振り返りつつ、「三谷さんはシャーロック・ホームズに思い入れがすごくあって、ご自身も“シャーロキアン”(シャーロック・ホームズの熱狂的ファン)でらっしゃる。その三谷さんの作品でホームズ役を演じるんだから、『ちゃんとやんなきゃ!』って思います」と気合を見せる。
役作りについては、三谷から「そのままでいいよ」と言われたと明かし、「そのままでいようと思っていますが、三谷さんから『映画の1本くらいは観ておいて』と言われたので、『SHERLOCK/シャーロック』を観たり、小説を読んでいます。ホームズの癖や特技や仕草は勉強になりますね」と頼もしく語る。一方で、「あまり既存の資料には捉われず、自分なりのシャーロック・ホームズを演じられたら」と話した。
共演者の佐藤については「僕がこの舞台にプレッシャーを感じていることを相談したら、『何も恐れるな! 俺がお前を最高のシャーロック・ホームズにしてやる!』って酔っ払いながら言っていたので、もし最高じゃなかったら、二朗さんのせいです(笑)」といたずらっぽく笑う。今回が初共演となる広瀬に関しては、「綺麗で美しいのは言うまでもないんですが、とにかく芝居がうまいなという印象があります。僕は人見知りな性格なので、稽古や本番を含め3カ月かけて仲良くなれたら」とコメントした。
最後に柿澤は「今回は作・演出が三谷幸喜さんなので、信頼して飛び込むだけです! 僕も含めて、三谷組初参加の面々がいるので、化学反応で何か新しいことが起こるんじゃないかと今からワクワクしています」と挨拶し、会見を締めくくった。
「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」の公演は、9月1日から29日まで東京・世田谷パブリックシアター、10月3日から6日まで大阪・森ノ宮ピロティホール、12・13日に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて。
「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」
2019年9月1日(日)~29日(日)
東京都 世田谷パブリックシアター
2019年10月3日(木)~6日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
2019年10月12日(土)・13日(日)
福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
作・演出:
キャスト
シャーロック・ホームズ:
ジョン・H・ワトソン:
ヴァイオレット:
ミセス・ワトソン:
マイクロフト・ホームズ:
ハドソン夫人:
レストレイド警部:
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