“人間らしさ”や“教育”問う、東京デスロック「Anti Human Education」

東京デスロック「Anti Human Education」が、8月31日から9月8日まで神奈川・STスポットで上演される。

「Anti Human Education」は、“近代教育のバイブル”と呼ばれるルソー著「エミール」や親族間の殺人事件などを参照しながら、東京デスロックが観客と共に人間らしさや教育について考える“フォーラム型”のパフォーマンス。本作には東京デスロックの面々が出演するほか、ゲストとして教育の専門家が日替わりで登場する。

上演に向けて、構成・演出を手がける多田淳之介は、「今回はもちろん当事者意識のある方にも見て欲しいですが、逆にこれまで全く育児や教育に興味のなかった人たちに対してアプローチできないかと考えています」「教育というものは何なのか、今の自分を形成しているものとして、人間を考える材料として教育を考えられないか。今の日本の親たち、子供たち、生きている人はすべて誰かの子供ですから、すべての人たちが日々健やかに暮らすヒントになればと思っています」とコメント。チケット販売は7月13日に開始される。