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“他に類を見ない作品”、刀ミュ「双騎出陣」に三浦宏規・高野洸ら意気込み

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「ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣2019 ~SOGA~」より。(撮影:宮内勝)

「ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣2019 ~SOGA~」より。(撮影:宮内勝)

「ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣2019 ~SOGA~」が、本日7月4日に東京・品川プリンスホテル ステラボールで開幕した。

脚本を御笠ノ忠次、演出を茅野イサムが手がける本公演は、「ミュージカル『刀剣乱舞』」に登場する三浦宏規扮する髭切と、高野洸扮する膝丸を中心とした公演。三浦と高野のほか、花組芝居の加納幸和らがキャスティングされている。

開幕に際し、茅野は「“髭切と膝丸の二振りだからこそ出来ること”、“髭切と膝丸にしか出来ないこと”を突き詰めていったところ、このような全く新しい形となりました」と説明しつつ、「この芝居は、僕や脚本の御笠ノ君が、この4年間ずっと『刀剣乱舞-ONLINE-』に触発され続けてきたからこそ、生まれた作品だと思います。間違いなく2.5次元なんだけど、2.5次元に収まりきらない舞台。結果として、日本の演劇界でも他に類を見ないものが生まれたと思っています」と自信をのぞかせる。

三浦も「今作の台本を最初に手にしたとき、その内容に目が飛び出るような衝撃を受けました。それくらいの驚きのある作品で、刀ミュを進化させていく1つのターニングポイントになるのではないかと思います」と手応えを語り、高野は「自分が観たら衝撃を受けるだろうなという作品に仕上がっているので、皆さんにもその衝撃をぜひ感じていただきたいです」と観客にメッセージを送った。

上演時間は休憩を含む約2時間5分。公演は7月14日まで。千秋楽公演は映画館で生中継されるほか、DMM.comにてライブ配信される。

茅野イサム コメント

僕はこれまで10年以上2.5次元ミュージカルに携わって来て、2.5次元にはもっと表現の可能性がある、それに挑戦したいとずっと考えてきました。ミュージカル「刀剣乱舞」の公演を積み重ねる中で、その思いはますます大きくなっていきました。今作では“髭切と膝丸の二振りだからこそ出来ること”、“髭切と膝丸にしか出来ないこと”を突き詰めていったところ、このような全く新しい形となりました。
この芝居は、僕や脚本の御笠ノ君が、この4年間ずっと「刀剣乱舞-ONLINE-」に触発され続けてきたからこそ、生まれた作品だと思います。間違いなく2.5次元なんだけど、2.5次元に収まりきらない舞台。結果として、日本の演劇界でも他に類を見ないものが生まれたと思っています。
もう1つ、僕にとってとても大切なのは、2.5次元ミュージカルが“演劇”であるにも関わらず、演劇界と分断された特殊な世界になっている現状を打破したい、という思いです。2.5次元は今とても勢いがあり、多くの方に喜んでいただいています。それは非常に嬉しいことで、すごい時代が来たと思っています。ただ、もっと一般の演劇との隔たりを打ち壊したいと思っていて、それは両方に長く携わっている僕だからこそ出来ることだと自負しています。ですから、この公演でそれを実現し、いわば突破口として今後に繋げられたら、と思っています。
そのために今回は、僕が役者時代から憧れ、尊敬してきた先輩である花組芝居の加納幸和さんにご出演いただきます。役者としての共演は叶いませんでしたが、演出家としてご一緒出来てとても嬉しく思っています。加納さんは、現代劇も勿論のこと、古典芸能に非常に造詣が深く、演劇界で何十年も独自の世界を創り続けてきた素晴らしい表現者です。その唯一無二の芸を、ぜひお客様に堪能していただきたいと思います。そして加納さんのような本物の演劇人と出会うことで、若くて才能も情熱もある役者さんたちは間違い無く触発されるでしょうし、得難いものを得られると思います。今回、この試みは僕が願っていた以上の融合を生み出していて、そのことに僕自身、非常に感動しています。
最後に、髭切と膝丸は源氏の重宝と言われる刀剣ですが、三浦宏規と高野洸はいつか日本演劇界の宝になり得る役者です。僕は今回、彼らと一緒に仕事をしていてそれを確信しましたし、大事な才能を預かっているということにとても責任を感じながら作品を作っています。どうぞ、この刀ミュカンパニーの新しい挑戦を見届けてください。

三浦宏規 コメント

今作の台本を最初に手にしたとき、その内容に目が飛び出るような衝撃を受けました。それくらいの驚きのある作品で、刀ミュを進化させていく1つのターニングポイントになるのではないかと思います。
稽古では、演出の茅野さんはじめ、クリエイター陣の意気込みや気迫ともいえるものをひしひしと感じながら、その想いにとにかく応えたいという気持ちで臨んできました。やることが多いのでしんどい部分もありましたが、それ以上にとても楽しく、一気に駆け上がってきたので、本番もこの熱量を持ったまま駆け抜けられたら、と思っています。
今回初めてご一緒する加納幸和さんには、立ち居振る舞いなどたくさんの刺激をいただいていて、一声一声を肌で感じさせていただけることが本当に良い経験になっています。
僕たちだからこそ出来る“双騎出陣”になっていると思いますし、自分自身が客席で観てみたい作品に仕上がっているので、お客様の反応も楽しみです。ぜひ期待していただけたらと思います。

高野洸 コメント

今回は、ふたりで場を作るということで、ミュージカル本公演や「真剣乱舞祭」のときとは違い、やることも考えることも多く、稽古中に混乱をすることもありましたが、ふたりだからこその良い形をお見せできると思います。
特に1部が見どころだと思っていて、新しい試みに挑戦しているし、色々な意味で豪華だと思います。また、新しくDAZZLEさんが振付として加わっていて、今までにない世界観が入ってきているので、そこもとても面白いのではと思います。初めて振り付けてもらったときは感動しました。
稽古中から、この作品に関われていることを日々誇りに感じていて、皆さんが作り上げてくださったベースが素晴らしいので、僕も楽しんで、さらに自分たちが演じることで素敵なものにして伝えられたらと思います。
自分が観たら衝撃を受けるだろうなという作品に仕上がっているので、皆さんにもその衝撃をぜひ感じていただきたいです。

「ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣2019 ~SOGA~」

2019年7月4日(木)~14日(日)
東京都 品川プリンスホテル ステラボール

原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
脚本:御笠ノ忠次
演出:茅野イサム
振付・ステージング:本山新之助DAZZLE

キャスト

髭切:三浦宏規
膝丸:高野洸

丸川敬之西岡寛修、村上雅貴
笹原英作、河野健太、前原雅樹、竹内秀明

加納幸和

(c)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

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