PMC野郎「殿はいつも殿」東京公演スタート、吹原幸太「笑い転げた五分後に涙を」

ポップンマッシュルームチキン野郎「殿はいつも殿（しんがりはいつもとの）」が、去る5月16日に東京・花まる学習会王子小劇場で開幕した。

吹原幸太が脚本・演出を手がける「殿はいつも殿」は、黄金のコメディフェスティバル2014でグランプリを受賞した同名作をパワーアップさせた“完全版”。不死身の肉体を持つ弱小藩主・塩麹宗肉を主軸とした本作には、ポップンマッシュルームチキン野郎のメンバーのほか、バンタムクラスステージの福地教光、劇団Patchの星璃、今井孝祐、美津乃あわが出演している。

上演にあたり、吹原は「笑い転げた五分後に涙を流してしまうという新感覚の体験をあなたにお届けします！」と観客にメッセージを送った。

上演時間は1時間30分。東京公演は5月26日まで行われ、5月30日から6月2日まで大阪・HEP HALLでも上演される。

吹原幸太コメント

日本一のコメディ劇団を決めるという触れ込みで開催された黄金のコメディフェスティバル2014に、前年に続く二連覇を誓って作り上げたのが中篇版「殿はいつも殿」。ルールである45分以内でとにかくコメディを作らねばという思いから、様々なドラマやエピソードを我慢しました。無事グランプリを獲得しながらずっと残っていたそのモヤモヤを払拭すべく作ったのが今回の完全版です。尺はきっかり倍の90分。笑い転げた五分後に涙を流してしまうという新感覚の体験をあなたにお届けします！