排気口の新作「群れたち」人が集まり離れていく寂しさ巡る物語

排気口「群れたち」が、4月20・21日に東京のプロト・シアターで上演される。

排気口は、菊地穂波を中心に、2011年に旗揚げされた団体。新作公演となる「群れたち」では、スワッピングを目的に旅館の一室に集まった若い男女、そして結婚記念日のパーティを準備する夫と離婚を切り出す妻、それぞれの一夜が切り取られ、人が集まり離れていく寂しさが描き出される。

作・演出を手がける菊地は「埋まらない寂しさに理由を付ける為ではなく、どうしようもない埋まらなさを出来れば明るくなるように。しょうがないねって笑えるような感じになんとかならないものかと頑張ります」と意気込みをコメントした。

菊地穂波コメント

セックスという単語が飛び交いながらもエロくならないように、出来ればくだらなくなるように心がけます。
埋まらない寂しさに理由を付ける為ではなく、どうしようもない埋まらなさを出来れば明るくなるように。しょうがないねって笑えるような感じになんとかならないものかと頑張ります。