「天下一の軽口男」幕開けに駿河太郎ら意気込み「千秋楽まで駆け抜けたい」
2019年2月2日 0:03
4 ステージナタリー編集部
「『天下一の軽口男』笑いの神さん 米沢彦八」が、昨日2月1日に大阪・大阪松竹座で開幕した。
初日を終えた主人公・米沢彦八役の駿河太郎は、「ベテランの皆さんがしっかり支えてくださいました。力強くて誰よりも声が大きいジャニーズの室(龍太)くん、以前共演したことがある(谷村)美月ちゃん、ドンと構えてくれている(田中)美里さんがいてくださって」と稽古を振り返り、「座頭としてはどうかわかりませんが、無事初日が終わってホンマに良かったです。彦八を必死で演じて千秋楽まで駆け抜けたいと思います」と意気込みを語る。
豪商の娘・里乃役の田中美里は、「私は笑いの渦には入れない役なので、入りたい思いでウズウズしています」と会場を和ませつつ、「袖にいるとお客様の笑い声がいっぱい聞こえてきて、お稽古のときに私が『おもしろいな』と思っていた場面で、会場が笑いに包まれていて、とってもうれしい気持ちになりました」とコメント。続く石川千佳役の谷村美月は、「出身地の大阪で舞台ができるので、すごく安心感がありました。母からも『がんばれ!』と応援のメッセージをもらったので、千秋楽までやり切ります」と力強く語った。
外部公演への出演は「経験が浅い」と語る関西ジャニーズJr.の室龍太は、本作で役者を目指す漆塗屋の息子・鹿野武左衛門役を演じる。室は「千秋楽まで皆さん、毎日違ったお芝居をされると思うので、僕も臨機応変に演じたいと思います」と目標を掲げ、「ちなみに“モモンガ”はもっと進化します! 千秋楽には人の顔じゃなくなっていると思うのでお楽しみに(笑)」観客にメッセージを送り期待を煽った。
「天下一の軽口男」は、上方落語の祖と呼ばれる米沢彦八の半生を描いた木下昌輝の小説。舞台版は脚本を森脇京子、演出を堤泰之が手がける。公演は2月17日まで。
「『天下一の軽口男』笑いの神さん 米沢彦八」
2019年2月1日(金)~17日(日)
大阪府 大阪松竹座
作:木下昌輝(「天下一の軽口男」幻冬舎)
脚本:森脇京子
演出:堤泰之
キャスト
米沢彦八:駿河太郎
里乃:田中美里
石川千佳:谷村美月
鹿野武左衛門:室龍太(関西ジャニーズJr.)
桂雀三郎、桂米平、桂団朝 / 池乃めだか、内場勝則、西川忠志 / 高世麻央 / 桂春團治 / 酒井くにお・とおる、笑福亭銀瓶 / 曽我廼家玉太呂、江口直彌、里美羽衣子
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