“お仕事コメディ”「スイートホームビターホーム」開幕、中山優馬が大阪松竹座への思い明かす

2025年12月6日 17:19 8 4 ステージナタリー編集部

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松竹創業130周年「スイートホームビターホーム」が、本日12月6日に大阪・大阪松竹座で開幕した。

松竹創業130周年「スイートホームビターホーム」囲み取材より、左から舞羽美海、瀬戸カトリーヌ、駿河太郎、佐藤アツヒロ、中山優馬、秋元才加、藤野涼子、井上拓哉。

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松竹創業130周年「スイートホームビターホーム」より。［高画質で見る］

「スイートホームビターホーム」は、2019年上演「ブラック or ホワイト？あなたの上司、訴えます！」、2022年上演「行先不明」に続く、藤井清美作・演出による“お仕事コメディ”シリーズの第3弾。“信頼とは何か”をテーマにした「スイートホームビターホーム」では、住宅展示場のモデルハウスを舞台にした物語が展開する。

松竹創業130周年「スイートホームビターホーム」より。［高画質で見る］

昨日5日に行われた囲み取材には、中山優馬らキャスト陣が出席。“心が帰る家”をコンセプトに掲げるハウスメーカー・松波キラリホームの営業担当・努力良介役の中山は「仕事について考えさせられた作品となりました。信頼という見えないものを掴んで、頑張っていくという人生そのものが描かれています。大阪松竹座のさよなら公演ですが、松竹座は楽屋、稽古場、いろいろな場所に思い入れがあります。一つひとつの景色を大切な思い出として、感謝を持って舞台を締めくくりたいです。一人でも多くのお客様に観ていただけるように、頑張りたいと思います」と意気込みを語る。

松竹創業130周年「スイートホームビターホーム」より。［高画質で見る］

モデルハウスの内覧に訪れた良介のかつての恋人・佐久間亜紀子役を務める秋元才加は「今回、産後久しぶりの舞台で、また大阪松竹座のさよなら公演ということで身が引き締まる思いです。信頼がテーマです。大切なものに気づかせてくれて、明日も頑張ろうとそっと背中を押してくれる作品になっています。このチームで一丸となって頑張りたいと思います」と抱負を述べた。

松竹創業130周年「スイートホームビターホーム」より。［高画質で見る］

良介の後輩・弓川夏葉役の藤野涼子は「歴史ある大阪松竹座に初めて立たせていただきます。凄く緊張していますが、いろんな世代の方がいるからこそ、それぞれの価値観がぶつかり合う様を、チーム一丸となって作っていき、皆さんに届けたいと思います」と心境を明かし、同じく良介の後輩である丸元翔太役の井上拓哉は「僕が演じる丸元はゆとり世代ど真ん中の役で、彼がどのように社会の荒波に立ち向かうのかという様を見ていただきたいと思います。僕自身は、稽古で皆さんと良い信頼関係を築けたと思っています。歴史のあるこの大阪松竹座での舞台を最後まで楽しみたいと思います」と意欲を見せる。

松竹創業130周年「スイートホームビターホーム」より。［高画質で見る］

施工会社の社長・段田晴菜役の舞羽美海は「大阪松竹座に帰ってくることができ、本当に嬉しいです。中山さんとは約10年ぶりの共演となりますが、本当に信頼して舞台に立てています。藤井清美さんの演出の繊細さをお客様に届けられるように精一杯つとめさせていただきます」と話し、良介の先輩・田辺舞子役の瀬戸カトリーヌは「3年ぶりの大阪松竹座の出演となります、ホームに戻って来たという感覚で、私はここに住みたいくらいなので、閉場するのは切ないです。この素晴らしい座組の皆と共に千秋楽まで励みたいと思います。よろしくお願いいたします」とあいさつ。良介の上司・権藤正則役の駿河太郎は「中間管理職で、板挟みになるような役です。いつも通り、無理もしないし、手も抜きません。一緒に出ているキャストの皆さん、演出家さん、大阪松竹座の皆さん、お客様の信頼を失わないように演じたいと思います」と思いを語る。