秋組と冬組が切磋琢磨「A3!」開幕、上田堪大「課金もいっぱいしました」

「MANKAI STAGE『A3!』～AUTUMN & WINTER 2019～」が、本日1月31日に東京・日本青年館ホールで開幕した。

「MANKAI STAGE『A3!』」は、リベル・エンタテインメントが配信している“イケメン役者育成ゲーム”「A3!（エースリー）」の舞台化作品。脚本を亀田真二郎、演出を松崎史也が手がける今作「AUTUMN & WINTER 2019」は、前作「SPRING & SUMMER 2018」に続く新作となる。

初日に先駆けて行われた会見には、秋組と冬組の面々を演じるキャストが登場。秋組より、摂津万里役の水江建太は「舞台でしか感じられないことを、たくさん見つけて千秋楽まで成長し続けていきたいと思います」と意気込み、中村太郎は「皆さんに愛されている兵頭十座というキャラクターと真摯に向き合い、（十座と）二人三脚で演じていきたい」と抱負を述べた。

七尾太一を演じる赤澤遼太郎は「MANKAI STAGE『A3!』」について「ひつまぶしみたいだなと思っていて」と所感を述べ、続けて「1つの舞台なのにたくさん味が変わる。そこを味わって楽しんでいただけたら」とアピール。次に伏見臣役・稲垣成弥は「秋組と冬組が本格始動するので、ぜひ多くの皆さんに観ていただきたいなと思います」と呼びかけ、「SPRING & SUMMER 2018」にも出演した古市左京役の藤田玲は「前作では春組と夏組が組ごとに稽古している様子をうらやましく思っていました。今回秋組に入って、冬組と切磋琢磨できたことがうれしい。その中で作り上げた秋組を披露するのが楽しみです」と期待をのぞかせた。

続いて冬組の月岡紬を演じる荒牧慶彦が、本作の原作が“イケメン役者育成ゲーム”と銘打たれていることに触れて「僕らもこの舞台を通して、自身の俳優としてのスキルをキャラクターと共に成長させていけたら」と意欲を見せると、これを受けた高遠丞役の北園涼も「役と一緒に役者が成長できるのは『エーステ』の醍醐味。春組と夏組が愛されたように、秋組と冬組も負けずに愛されていけたらいいな、と思います」と話す。

「僕たち秋組、冬組が演じる意味を最後まで突き詰めて、この作品をサポートしてくれる春組と夏組の分も精一杯“咲きたい”と思います」と決意を口にしたのは、御影密役の植田圭輔。さらに有栖川誉役の田中涼星は「より『A3!』を愛してもらえるよう、僕たちはそれぞれのキャラクターを愛して精一杯がんばりたい」と意気込みを語り、本作への出演が決まって原作ゲームを始めたと言う雪白東役・上田堪大は、「ゲームからキャラクターを愛することを学んで、課金もいっぱいしました（笑）」と笑い交じりに明かしつつ、「みんながこの作品と役柄、カンパニーを愛してきた。お客様と共に満開の笑顔で終われるよう、最後まで全力で駆け抜けたい」とメッセージを送った。

東京・日本青年館ホール公演は2月11日まで行われ、その後2月23・24日に山口・下関市民会館 大ホール、2月27日から3月3日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月15日から24日まで東京・天王洲 銀河劇場にて上演される。

3月24日12:30から天王洲 銀河劇場で行われる千秋楽公演では、ライブビューイングのほか、WOWOWライブでの生中継、DMM.comでのライブ配信を実施。また8月7日に発売される本作のBlu-ray & DVDには、バックステージ映像や千秋楽公演のカーテンコールの様子などが収められる。さらに4月24日には、本公演の楽曲やBGMを収録したCD「MANKAI STAGE『A3!』～AUTUMN & WINTER 2019～ MUSIC Collection」もリリースされるので、ファンはぜひチェックしてみては。

そして4月から6月にかけては、春組の単独公演「MANKAI STAGE『A3!』～SPRING 2019～」、8・9月には夏組の単独公演「MANKAI STAGE『A3!』～SUMMER 2019～」が行われる。