カクシンハンが2018年の原宿で送る“新作”「ヴェニスの商人」幕開け

カクシンハン「THE MERCHANT OF VENICE『ヴェニスの商人』」が、11月28日に開幕した。

本公演はカクシンハンが、“シェイクスピアを手軽に体感できる”というコンセプトのもとに展開しているPOCKETシリーズの第9弾。今回は「ヴェニスの商人」を、松岡和子の翻訳、木村龍之介の演出で立ち上げる。出演者にはカクシンハンの河内大和、真以美、岩崎MARK雄大が名を連ねるほか、石毛翔弥、PAPALUWA / さいたまネクスト・シアターの鈴木真之介、白倉裕二、室岡佑哉、David John Taylorがキャスティングされている。

演出の木村は上演に際し、「『ヴェニスの商人』は、『これからの私たち』を楽しく考えさせてくれる悲喜劇です。肌の色の違い、言語の違い、信じるものの違い、男女の違い、たくさんの違いが交差していく中で、人類に共通するものがキラキラと輝き出します。そのキラキラは、未来という箱を開ける大切なカギです。そんな仕掛けに満ちた『ヴェニスの商人』というシェイクスピアの新作を、2018年の原宿で体感してください」と呼びかけている。

上演時間は休憩10分を含む2時間30分。公演は12月2日まで。なお明日12月1日18:00開演回の終演後には、アフタートークが実施される。