細川洋平・ほろびて新作は、男5人が紡ぐたゆみなき時間の“ものがたり”

ほろびて「つながらない ＜null＞ を巡るこどもとおとなのものがたり」が、明日10月12日から14日まで東京・スタジオ空洞で上演される。

細川洋平の個人ユニット・ほろびてが送る本作は、5人の男たちによる“ものがたり”。「はいさん」と呼ばれる男性のもとに集まった男たちは、ただただ飲み、たゆみなく流れる時間を過ごしていき……。

作・演出を手がける細川は「物語から少し外れたものを作ろうと思っていました」と構想を明かし、「ただただ男たちが飲んでいるだけなんですけど、そことはまた違う語りによって、作品全体の手触りや時間が浮かび上がってくると思います」と観客にメッセージを送っている。

出演者には、ナイロン100℃ / リボルブ方式の吉増裕士、はえぎわの滝寛式、劇団献身 / ロリータ男爵の加瀬澤拓未、シンクロ少女の横手慎太郎、坂口辰平が顔を揃えた。上演時間は約1時間40分を予定している。