60歳以上のメンバーがダンス、カンパニー・オブ・エルダーズ来日公演

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「世界ゴールド祭2018」が9月22日に開幕。そのプログラムの1つである、サドラーズ・ウェルズ劇場 カンパニー・オブ・エルダーズ「新作2018トリプルビル」の公演が、22日から昨日24日まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場にて行われた。

サドラーズ・ウェルズ劇場 カンパニー・オブ・エルダーズ「新作2018トリプルビル」より。(撮影:宮川舞子)

サドラーズ・ウェルズ劇場 カンパニー・オブ・エルダーズ「新作2018トリプルビル」より。(撮影:宮川舞子)

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サドラーズ・ウェルズ劇場 カンパニー・オブ・エルダーズ「新作2018トリプルビル」より。(撮影:宮川舞子)

サドラーズ・ウェルズ劇場 カンパニー・オブ・エルダーズ「新作2018トリプルビル」より。(撮影:宮川舞子)[拡大]

カンパニー・オブ・エルダーズは、60歳以上のダンサーで構成される、イギリスのサドラーズ・ウェルズ劇場の専属ダンスカンパニー。今回は、「新作2018トリプルビル」と銘打ち、シータ・パテール振付の「断片-忘れることのない記憶」、エイドリアン・ハート振付の「テンタティブ・プレイス・オブ・ホールディング」、ディクソン・ンビ振付の「深い淵」の3作品が上演された。

サドラーズ・ウェルズ劇場 カカンパニー・オブ・エルダーズ ダンス・ワークショップの様子。(撮影:宮川舞子)

サドラーズ・ウェルズ劇場 カカンパニー・オブ・エルダーズ ダンス・ワークショップの様子。(撮影:宮川舞子)[拡大]

また9月23・24日には、カンパニーのリハーサルディレクター、シモーナ・スコットによるワークショップも開催された。

「世界ゴールド祭」は、昨年2017年に「高齢社会における芸術文化の可能性ー劇場は地域に何をもたらすことができるのか」をテーマに行われた「世界ゴールド祭 キックオフ!」を前提とする、高齢者舞台芸術の祭典。

今年2018年のプログラムにはほかに、さいたまゴールド・シアター 徘徊演劇「『よみちにひはくれない』浦和バージョン」や、60歳以上を対象とした彩の国さいたま芸術劇場の芸術クラブ活動であるゴールド・アーツ・クラブが、ノゾエ征爾脚本・演出で挑む「病は気から」、さいたまゴールド・シアターがイギリスのエンテレキー・アーツ芸術監督であるデービッド・スレイターと共同制作する「BED」、シンガポールの高齢者演劇グループ、グロウワーズ・ドラマ・グループの「カンポン・チュンプダ(チュンプダの村)」などがラインナップされている。

さらにダンスでは、オーストラリア・タスマニアを拠点とする高齢者ダンスグループ、マチュア・アーティスト・ダンス・エクスペリエンスの「フロック(ドレス)」が登場。さらにシンポジウムやワークショップ、交流会なども開催される。「世界ゴールド祭2018」は10月8日まで、彩の国さいたま芸術劇場ほかにて。

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サドラーズ・ウェルズ劇場 カンパニー・オブ・エルダーズ「新作2018トリプルビル」

2018年9月22日(土)~24日(月・振休)※公演終了
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

振付:エイドリアン・ハート、ディクソン・ンビ、シータ・パテール
出演:カンパニー・オブ・エルダーズ

カンパニー・オブ・エルダーズ ダンス・ワークショップ

2018年9月23日(日・祝)・24日(月・振休)※公演終了
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 情報プラザ

講師:シモーナ・スコット

世界ゴールド祭2018

2018年9月22日(土)~10月8日(月・祝)
埼玉県 さいたま彩の国芸術劇場 ほか

さいたまゴールド・シアター 徘徊演劇「『よみちにひはくれない』浦和バージョン」

2018年9月22日(土)~24日(月・振休)※公演終了
埼玉県 さいたま市(浦和)市街地

作・演出:菅原直樹
出演:手打隆盛、遠山陽一、小山都市雄、曽根千智、田内一子、滝澤多江、堀源起、堀杏子

さいたまゴールド・シアター×デービッド・スレイター「BED」

2018年9月29日(土)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場、JR与野本町駅(西口)周辺

2018年9月30日(日)
埼玉県 大宮銀座通り商店街

作・演出:デービッド・スレイター
出演:さいたまゴールド・シアター

ゴールド・アーツ・クラブ×ノゾエ征爾「病は気から」

2018年9月29日(土)・30日(日)、10月3日(水)~8日(月・祝)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

原作:モリエール
脚本・演出:ノゾエ征爾
出演:ゴールド・アーツ・クラブ ほか

マチュア・アーティスト・ダンス・エクスペリエンス「フロック(ドレス)」

2018年9月28日(金)~30日(日)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

振付:グレアム・マーフィー
出演:マチュア・アーティスト・ダンス・エクスペリエンス

グロウワーズ・ドラマ・グループ「カンポン・チュンプダ(チュンプダの村)」

2018年10月4日(木)~6日(土)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

脚本:ペギー・フェローア
演出:パット・トー
出演:グロウワーズ・ドラマ・グループ

シンポジウム

2018年9月29日(土)・30日(日)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール

座長:太下義之
ゲストスピーカー:デービッド・カトラー(ベアリング財団 / イギリス)、アン・ギャラハー(ルミネイト / イギリス)、アネット・ダウンズ(タスマニア・パフォームズ / オーストラリア)ほか

ワークショップ

老いと演劇のワークショップ

2018年9月2日(日)※終了
埼玉県 埼玉会館 7A会議室

講師:菅原直樹

ネオン・ダンス ワークショップ&成果発表

2018年9月26日(水)~28日(金)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大練習室

講師:エイドリアン・ハート
※28日18:00~18:30にワークショップの成果発表会あり。

ムーバーズ&シェイカーズ ワークショップ

2018年10月1日(月)
埼玉県 医療法人社団 保順会 デイサービス楽らく

講師:ケリー・ドラモンド・コウソン

交流会

2018年9月29日(土)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 情報プラザ

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