「サマタイ」再演＆新作に上田誠「2001年当時の自分と対戦している気分」

ヨーロッパ企画20周年ツアーより、「サマータイムマシン・ワンスモア」のプレビュー公演が7月28日に滋賀・栗東芸術文化会館さきら 中ホールにて行われた。

「サマータイムマシン・ブルース」は、2001年に初演され、03年に再演、05年に本広克行監督により映画化もされたヨーロッパ企画の代表作。真夏のある日、とある大学のSF研究会の部室に突然、“タイムマシン”が現れた。それが本物らしいと知った彼らは、壊れる前のクーラーのリモコンを取りに、“昨日”へ行くことにし……。その続編となる「サマータイムマシン・ワンスモア」は、タイムマシンが現われた“あの日の夏”からの15年後を描く。SF研究会の元メンバーたちと、隣のカメラクラブの部員たちは再びあの部室を訪れるが……。

プレビュー公演を終えてヨーロッパ企画代表の上田誠は「2001年当時の自分とパズルゲームで対戦しているような気分でした。連鎖を組もう組もうとしすぎて溺れそうになったり。対戦結果はどうあれ、『ブルース』『ワンスモア』両方見ていただけるとエキサイトしていただけると思います」とコメントしている。

なお「サマータイムマシン・ブルース」はホフディランの小宮山雄飛、「サマータイムマシン・ワンスモア」はmooolsが音楽を担当している。本公演は8月9日に京都・京都府立文化芸術会館にて開幕。

上田誠コメント

「サマータイムマシン・ワンスモア」、プレビュー公演終えました。2001年当時の自分とパズルゲームで対戦しているような気分でした。連鎖を組もう組もうとしすぎて溺れそうになったり。対戦結果はどうあれ、「ブルース」「ワンスモア」両方見ていただけるとエキサイトしていただけると思います。