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「お蘭、登場」開幕、小泉今日子演じるお蘭が名探偵と警部を翻弄

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シス・カンパニー公演 日本文学シアターVol.5江戸川乱歩「お蘭、登場」が本日6月16日に開幕した。

「お蘭、登場」は、近代日本文学へのリスペクトを込め、北村想のオリジナル戯曲を発表する「日本文学シアター」シリーズの第5弾。「お勢登場」をはじめ、江戸川乱歩の複数の作品をモチーフにした新作を、tsumazuki no ishi・寺十吾の演出で上演する。劇中では、神出鬼没の謎の女・お蘭が、名探偵小五郎と目黒警部を翻弄し……。

開幕に際して、出演者の小泉今日子は「今回は、乱歩=想さんが三つの“人形”で遊んでいるような雰囲気です。箱の中に入れられた私たち三人のやりとりを見ているうちに、お客様をいつの間にかこの世界に巻き込んでいけたら」とコメント。

堤真一は「裏にきちっとした社会的なテーマがある知的な作品です。乱歩と想さんが合体した言葉を身体になじませて、言葉を遊べる域までもっていきたいと思っています」と意気込み、高橋克実は「とにかく見どころは、小泉今日子さんのときめきの七変化でしょう。堤真一さんの名探偵と僕の目黒警部がお蘭に振り回される設定なんですが、僕ら、喜んで翻弄されまくってますから」と語った。

公演は7月16日まで東京・シアタートラム、7月19日から26日まで大阪・サンケイホールブリーゼにて。

小泉今日子コメント

3年前の「草枕」は夏目漱石の文学性の中にいる感覚でしたが、今回の江戸川乱歩では、北村想さんが取り上げる作家が違うだけで、こんなに劇文体も変わるのか、という印象を受けました。今回は、乱歩=想さんが三つの“人形”で遊んでいるような雰囲気です。箱の中に入れられた私たち三人のやりとりを見ているうちに、お客様をいつの間にかこの世界に巻き込んでいけたら、と思っています。

堤真一コメント

「寿歌」以来の北村想さんの作品で、このシリーズには初参加です。推理や謎解きがベースで、僕と克実さんが小泉さんに振り回されながらも追っていく話ですが、裏にきちっとした社会的なテーマがある知的な作品です。乱歩と想さんが合体した言葉を身体になじませて、言葉を遊べる域までもっていきたいと思っています。でも会話も軽快ですし、克実さんが出ているだけで笑えます(笑)。楽しい舞台になりますよ!

高橋克実コメント

今回はシリーズ3作目の出演です。想さんのこのシリーズで面白いのは、僕たちが知っていそうで知らないテーマを掘り下げて盛り込んでいるところです。今回も、シリアスなテーマを寺十さんが軽やかに楽しく見せてくれています。でも、とにかく見どころは、小泉今日子さんのときめきの七変化でしょう。堤真一さんの名探偵と僕の目黒警部がお蘭に振り回される設定なんですが、僕ら、喜んで翻弄されまくってますから。

シス・カンパニー公演 日本文学シアターVol.5江戸川乱歩「お蘭、登場」

2018年6月16日(土)~7月16日(月・祝)
東京都 シアタートラム

2018年7月19日(木)~26日(木)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

作:北村想
演出:寺十吾
出演:小泉今日子高橋克実堤真一

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