DRUM TAO新作は“映画のような作品”、「時空旅行記」が豊洲ほか全国へ

DRUM TAO「RHYTHM of TRIBE~時空旅行記~」が、5月から7月にかけて東京・豊洲PITほかで上演される。

去る5月11日に大分・日田市民文化会館 パトリア日田でプレビュー公演が行われた本作は、DRUM TAOの2018年新作公演。映像を映像クリエイティブ集団・Zero-Ten、衣装をコシノジュンコが手がけ、“SAMURAI”たちが過去から未来へ行き交う姿が和太鼓をメインにしたパフォーマンスで描かれる。

新作の上演に際し、演出の藤高郁夫は「今回初めて、映画のような作品に挑戦しました」と作品を紹介。メンバーの江良拓哉は「幅広い世代のメンバーが音楽ソフトやキーボードの打ち込みなどのデジタルを取り入れて、作り上げました」と述べ、座長の西亜里沙も「前回を超える作品を、と思って毎回取り組んでいますが、今回は特に振付に新しい要素を取り入れることが出来ました」と手応えを語っている。

なお豊洲公演では開演2時間前より、拠点である大分県でDRUM TAOが毎年行っている“夏フェス”を同時開催。ロビーお迎えライブや、メンバーサイン会、撮影会などが行われる。

藤高郁夫コメント

今回初めて、映画のような作品に挑戦しました。舞台に言葉が出てくるわけではありませんが、全体的に一遍の物語のような作品です。太鼓の作品なのにシナリオを書くという……（笑）。楽曲が上がったのが2月という早い時点で、そこからすぐシナリオを書きました。
衣装は、今年もコシノジュンコさんが手掛けているのですが、2017年のミス・インターナショナル世界大会でミス・ナショナルコスチュームを受賞した日本の民族衣装もステージに登場します！
皆さま、存分に楽しんでください。

江良拓哉コメント

今回は、幅広い世代のメンバーが音楽ソフトやキーボードの打ち込みなどのデジタルを取り入れて、作り上げました。新たな取り組みですが、誰が創るというより、より多くのメンバーの意見が入って出来上がった作品になりました。最初から最後まで、物語のように楽しんでいただけたらと思います。

西亜里沙コメント

前回を超える作品を、と思って毎回取り組んでいますが、今回は特に振付に新しい要素を取り入れることが出来ました。自信を持ってお届けできる作品になると思います。また、これから全国をまわるなかで、どんどん成長していく作品だと思います。優しさ、温かさ、強さを感じて頂けたらと思います。