大駱駝艦・田村一行が新作「みだらな蛙」で、“夢を見続ける男達”描く

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大駱駝艦・舞踏公演 田村一行「みだらな蛙」が、6月1日から10日に東京・大駱駝艦「壺中天」で上演される。

大駱駝艦・舞踏公演 田村一行「みだらな蛙」ビジュアル

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本作は、大駱駝艦の舞踏手で、カンパニー以外での活動も多い田村が振り付ける新作舞踏公演。監修を麿赤兒が務める。上演に向けて田村は、かつて訪れた福岡県の装飾古墳の印象を語りながら、「生命は、洞窟や牢屋や密室、夜や孤独や妄想、卵や腹や現世から、ここではない未知の場所に浪漫を抱くものなのでしょう。本作では、そうやって夢を見続ける男達を描きたいと考えています」とコメントしている。

田村一行コメント

数年前に訪れた、福岡県の装飾古墳の数々。ジメジメとした狭く薄暗い石室の中、禍々しい模様や絵で描かれた世界が広がる。古代の冥界に触れたその体験は、以来、常に心から離れず、私を異世界に引き込もうと誘惑しています。左側に太陽、その下に人が棹をさし舳先に鳥がとまった船。右側には月とそれを象徴するヒキガエル。船は生の世界から黄泉の国へと魂を運んでいる……。中でも珍敷塚古墳のこの蛙が、今でも私の中で踊り続けています。
胎内は水の流れる音でやかましく、胎児は聞こえてくる様々な音を聞き分けて世界を空想する。薄暗い石室の中、したたる水の音を聞きながら蛙は世界を想像する。このように生命は、洞窟や牢屋や密室、夜や孤独や妄想、卵や腹や現世から、ここではない未知の場所に浪漫を抱くものなのでしょう。本作では、そうやって夢を見続ける男達を描きたいと考えています。

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大駱駝艦・舞踏公演 田村一行「みだらな蛙」

2018年6月1日(金)~10日(日)
東京都 大駱駝艦「壺中天」

監修:麿赤兒
振付・演出・美術:田村一行
出演:田村一行 / 松田篤史、塩谷智司、若羽幸平、小田直哉、阿目虎南、金能弘、坂詰健太、荒井啓汰、平野大樹

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