劇団シアターホリック「孤独、あるいはマルキドサドに学ぶ幸せな人生の過ごし方 喜劇一幕」が、3月3・4日に熊本・花習舎、3月14・15日に愛知・G/PITで上演される。
シアターホリックは2004年に旗揚げされた、高知県高知市が拠点の劇団。主宰の松島寛和による一人芝居となる本作は、2回の本公演で1つのテーマを取り上げる、連作プロジェクトの2作目となっている。
前作「サド侯爵夫人」から引き続き、マルキ・ド・サドの作品に取り組む本作。サドの世界観をモチーフに、人生の岐路で決断を迫られる男の姿から、現代社会の闇を描く。松島は昨年2017年の愛媛公演と高知公演で観客から寄せられた「SMっぽくなかった」という感想に対して、「SMの話ではありません。だってマルキドサドはサディズムの語源になったというだけで、彼の時代にはSMなんて観念はまだ存在してないんじゃないかなー。なんで、ローソクとか鞭とか縄とか(発想が貧困!)そういう類のものはほとんど登場しません。登場はしませんが、ある種の束縛といいますか、その束縛からの解放といいますか、そういうのがやれたらいいなあとは思ってます」とコメントしている。
劇団シアターホリック 第24回本公演「孤独、あるいはマルキドサドに学ぶ幸せな人生の過ごし方 喜劇一幕」
2018年3月3日(土)・4日(日)
熊本県 花習舎
2018年3月14日(水)・15日(木)
愛知県 G/PIT
原作:マルキ・ド・サド
作・演出・出演:松島寛和
リンク
- 劇団シアターホリックのホームページです – 高知市を本拠地に活動する劇団です
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ステージナタリー @stage_natalie
マルキ・ド・サド連作プロジェクト2作目、シアターホリックが熊本・愛知へ https://t.co/fHRf7eetLc https://t.co/m6Pmj2wcXh