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杉本博司と10人の能楽師、能面コレクションと対峙する「Noh Climax」

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「Noh Climax」ビジュアル (Photo by Shin Suzuki[Odawara Art Foundation])

「Noh Climax」ビジュアル (Photo by Shin Suzuki[Odawara Art Foundation])

「Noh Climax」が1月27日に東京・セルリアンタワー能楽堂で上演される。

小田原文化財団が主催する本公演は、同財団のファウンダーで現代美術作家の杉本博司と、10人の能楽師による能公演。能楽師10人が杉本の能面コレクションに触発され、各々の能面に相応した曲を持ち寄って演じる。舞台に登場する能面は父尉、平太、痩男、真蛇、小面、猩々。能舞台では鏡板の代わりに2双の屏風が用いられ、“明”と“暗”の世界観が演出される。

杉本は「Noh Climax」を「能 クライマックス」と称し、「ノークライマックスは不感症と訳す」「神も仏もいない近代化の果ての現代に至って、日本の冥界交信能力は絶滅期を迎えつつある。社会そのものが不感症の時代に陥ってしまったのだ。私は今、能のクライマックスに向けて、私のもとへと参集してきた、いにしえの能面達に登場願うことにした。不感症の治療に は、あの昔日の喜びを思い出すしかないのだ」と上演に向けコメントしている。

「Noh Climax」

2018年1月27日(土)
東京都 セルリアンタワー能楽堂

企画・監修:杉本博司
演出・囃子作調:亀井広忠

出演

シテ方

大島輝久、坂口貴信、谷本健吾、大島衣恵、鵜澤光

囃子方
竹市学(笛)、吉阪一郎(小鼓)、亀井広忠(大鼓)、大川典良(太鼓 ※13:00開演回)、林雄一郎(太鼓 ※17:00開演回)

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