“特攻の母”と隊員たちの交流描く、大林素子主演「MOTHER」開幕

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「戦後72年を飛び越えて『MOTHERマザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~』」が、昨日10月5日に東京・新国立劇場 小劇場で開幕した。

「戦後72年を飛び越えて『MOTHERマザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~』」より。

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鳥濱トメ役の大林素子。

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脚本・演出を藤森一朗が手がける本作は、“特攻の母”こと鳥濱トメの半生を描いた作品。隊員たちが出撃前に訪れる富屋食堂を経営するトメと、特攻隊員の物語が展開し、トメ役を大林素子、隊長の久保田利雄役をペナルティワッキーが務める。

鳥濱トメ役の大林素子。

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昨日行われた囲み取材には、藤森と大林が出席。本作にかける思いを問われた藤森は「私たちができることは、舞台を通して事実を伝えることだけです」「戦争について本気で考えるきっかけになれば」と真摯に語り、大林は「戦争を扱った作品では日本側の描写しかないことが多いですが、この作品では戦後の米兵の様子や、彼らに対しても優しく接するトメさんの姿が描かれています」と見どころを明かした。

東京公演は10月9日まで。その後、10月18日に静岡・静岡市清水文化会館(マリナート)小ホール、10月21日には岐阜・不二羽鳥文化センター 小ホールで上演される。

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「戦後72年を飛び越えて『MOTHERマザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~』」

2017年10月5日(木)~9日(月・祝)
東京都 新国立劇場 小劇場

2017年10月18日(水)
静岡県 静岡市清水文化会館(マリナート)小ホール

2017年10月21日(土)
岐阜県 不二羽鳥文化センター 小ホール

作・演出:藤森一朗
出演:大林素子ワッキーペナルティ)、泉川実穂 ほか

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三浦剛 @tsuyoshi18

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