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長塚圭史×近藤良平「かがみのかなたはたなかのなかに」オリジナルキャストで再演

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作・演出を長塚圭史、振付・音楽を近藤良平が手がける「かがみのかなたはたなかのなかに」が、12月5日から24日まで東京・新国立劇場 小劇場にて上演される。

「未来のおとなと、かつての子どもたちへ」と銘打ち、2015年に初演された本作は、鏡をモチーフとしたファンタジー。今回は2015年版に引き続き、オリジナルキャストの近藤、長塚、首藤康之松たか子が出演する。

上演にあたって長塚は「こんなにおかしな作品はすぐにも日本全国にお届けしたい!と早速の再演です。前回はたくさんの親子連れのお客さまにご来場いただき、カンパニー一同たいへん楽しい思いをしました」と初演を振り返り、近藤は「昔からたくさんの人たちが、『鏡のナゾ』に取り組み、作品にしてきました。我々もいかに鏡の中に入っていくか! 大まじめに考え考え向かいました。たった4人で、何百人かもしれないし1人かもしれない。そんな世界をリアルな劇場で楽しんでくれたらと思います」と観客にメッセージを送った。チケットは10月21日に発売。

長塚圭史コメント

2015年に上演いたしました、あのちょっぴり怖くてせつない、海軍士官のさびしさと、ピザ屋のけいことこいけの、おかしなおかしなかがみの物語。こんなにおかしな作品はすぐにも日本全国にお届けしたい!と早速の再演です。前回はたくさんの親子連れのお客さまにご来場いただき、カンパニー一同たいへん楽しい思いをしました。とにかく子どもたちの発見の素早さ、鋭さには唸らされます。舞台上で僕たちも冷や冷やしたり、思わず吹き出しそうになってしまったり。そう! お客さまも、子どもたちの反応に大笑いしたりして! 決して楽しい、やさしいだけではない、孤独や、怒りや、ねたみも詰まったこの「かがみのかなたはたなかのなかに」。でもきっと、このお芝居を見たあとには、かがみの向こう側が輝いて、すーっとどこまでも広がってゆくはずです。さあ、孤独な海軍士官と一緒に、かがみの向こうへ足を踏み入れてみませんか?

近藤良平コメント

長塚圭史さんの試みは色々ありますが、これはいい案配に初めて観る方にもきっと受け入れられる「楽しみのヒント」みたいなものがたくさん散りばめられています。昔からたくさんの人たちが、「鏡のナゾ」に取り組み、作品にしてきました。我々もいかに鏡の中に入っていくか! 大まじめに考え考え向かいました。たった4人で、何百人かもしれないし1人かもしれない。そんな世界をリアルな劇場で楽しんでくれたらと思います。そう! 創った曲も突然出てくる踊りも少し変で面白いです。松さんの振る舞いにびっくりし、首藤さんの細かさに感動し、近藤さんの珍しい丁寧な動き、そして何よりも奇妙な長塚圭史さんのインパクトにやられてしまいます。「ありそうである!」この舞台は、やっぱり楽しい出来事だと思います。

「かがみのかなたはたなかのなかに」

2017年12月5日(火)~24日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場

作・演出:長塚圭史
振付・音楽:近藤良平
出演:近藤良平、首藤康之、長塚圭史、松たか子

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