ONEOR8「グレーのこと」羽田美智子が12年ぶりの舞台出演

ONEOR8「グレーのこと」が、11月29日から12月10日まで東京・浅草九劇にて上演される。

田村孝裕が手がける本作は、この世とあの世の間にある“グレーな世界”を舞台とした物語。その世界に存在する”閻魔”のような者たちは、死者が来世、何に生まれ変わるべきかについて議論を交わしていた。ある死者について意見が割れたとき、“閻魔”になって間もない女が常識を覆すような言葉を口にする。

本作には劇団員の恩田隆一、冨田直美、伊藤俊輔、山口森広や、約12年ぶりの舞台出演となる羽田美智子らが登場。出演にあたって羽田は「いつも最後には深いテーマを投げ掛けてくれるONEOR8の世界が好きです。その世界に自分がどうはまっていくのか、それとも違和感となっていくのか……。今から緊張していますが、楽しみで仕方がありません」と意気込みを語った。

またこのたび、黒板を背にしたキャスト陣が思い思いの表情を浮かべるメインビジュアルも公開された。チケットの前売は10月28日に開始する。

羽田美智子コメント

いつも最後には深いテーマを投げ掛けてくれるONEOR8の世界が好きです。
その世界に自分がどうはまっていくのか、それとも違和感となっていくのか…。
今から緊張していますが、楽しみで仕方がありません。
人間が人間として生きていく中で、何が正解か不正解か、神なのか悪魔なのか、そもそも人間は罪そのものか。
深いテーマをきっとシニカルかつユーモラスに、そして最後には問いを投げ掛けるでしょう田村さんの世界で自分がどこまでできるか…新しい挑戦です。
精一杯やらせていただきますので、よろしくお願い致します。