山田洋次「家族はつらいよ」が舞台化、新派130年の初春公演

山田洋次が監督した映画「家族はつらいよ」が、山田の演出により劇団新派で舞台化されることがわかった。

山田が舞台演出を務めるのは、新派では「麥秋」「東京物語」に続き3作目。今回は初めて自身の映画作品を舞台化する。映画版では橋爪功と吉行和子を中心に一家に降りかかった熟年離婚騒動がコミカル展開された。舞台版では水谷八重子、波乃久里子、喜多村緑郎らが“家族”をどのように演じるのか、楽しみにしておこう。

本作は明治21年（1888年）を発祥とする新派の、130年の幕明けとなる初春公演。2018年1月2日から25日まで東京・三越劇場にて上演される予定だ。チケットの一般発売は11月下旬に開始予定。

※初出時、タイトルに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。